4.アリウム・ギガンチウム
アリウムとはネギの仲間の総称です。
長く伸びた花茎の先端に球状の花をつけます。
一般的にアリウムといえばギガンチウムのことを差します。
紫色の小花が集合していて、ソフトボールくらいの大きさになります。
アリウムの語源は「allium」はニンニクを意味しており、実際、ニンニクも似たような紫の花をつけます。
ギガンチウムも全体的にネギのにおいがしているのが特徴です。
葉が終わった後に花先に大きな花をつけるシンプルさは凛としていてユニークです。
アリウム・ギガンチウムの花言葉「正しい主張」は、まっすぐに立ち堂々としている花姿そのものです。
横からどんなことを言われようが、自分の信念を貫く正義感にあふれているように見えます。
アリウム・ギンガチウムのその他の花言葉は「深い悲しみ」「不屈の心」「円満な人柄」などがあります。
「不屈の心」は正しい主張同様、花の姿からきています。
「深い悲しみ」は花の濃い紫色が喪に服しているように悲しみに打ちひしがれてたたずむ人のように感じられるからです。
「円満な人柄」はその球体の花の形を由来としています。
これらのことからアリウム・ギンガチウムは正義を押し通すことは、味方も敵も作ることを教えてくれているように感じられます。
正義を振りかざしていても、満足できる生き方になるとは限らないのです。