2.ルドベキア
ルドベキアは北アメリカを原産として、一年草から多年草まで30種類ほどあります。
生命力が強く増えすぎることから特定外来種として懸念されているものもあります。
6月から10月に小さなヒマワリを思わせるような、可愛らしくも夏らしい黄色やオレンジ、赤といった花をつけます。
見た目とは裏腹に強くてたくましいルドベキアには「正義」の言葉がよく似合います。
花の名前の由来になったのは、スウェーデンの「オロフ・ルドベック」という人物です。
植物学者のカール・フォン・リンネが恩師であるオルフ・ルドベックとその父(父も同じ名前)を称えてつけました。
オルフ・ルドベックは何事も公正に見極めて判断するという性格の持ち主だったため、「正義」という花言葉もつけられました。
ルドベキアのその他の花言葉は、「公正」「立派」「あなたを見つめる」です。
公正は正義と同じ由来です。
「立派」は夏の暑い時期にもたくましく咲く姿から。
「あなたを見つめる」はルドベキアの花の中心が目のように見えることからきています。
これらの花言葉からイメージされるのは、公正な目を持って誰にでも隔たりなく平等に対応できる立派な人物です。
ルドベキアの正義は偏見なく公平な立場をとるものだと言えます。