【花言葉】「守る」を意味する花6種。大切な人を守る決意を花に乗せて贈ろう

最終更新日:2022年12月1日

守るを意味する花6:ナナカマド

バラ科の落葉樹で、日本や朝鮮半島などが原産地です。

名前の由来は複数あり、「かまどへ7回入れても灰にならない程燃えにくい」と言われている説と「7度焼けば良い炭ができる」という説などがあります。

秋には鮮やかな赤い実をたくさんつけ、紅葉も合わせて楽しむことができます。

冬になって葉が散った後も実はキレイに残っています。

多く栽培されている地域ではジャムや果実酒に加工して味わえるようにする業者もいます。

しかし果実そのものは渋みが強く、毒性のある「シアン化合物」が含まれています。

冬場に小鳥がついばむ様子がよく見られますが、そのままでは食べることができませんのでご注意ください。

お正月飾りなどにもよく利用されており、鮮やかな赤い実のイメージが強い植物ですが初夏には枝の先に小ぶりな白色の花を咲かせます。

長く飛び出たおしべも特徴で、おしべの色や長さも品種によって違いが見られます。

花言葉は「あなたを見守る」の他に「慎重」「賢明」「用心」「安全」があります。

昔から様々な言い伝えにも登場する植物で、英語では「おまもり(Rowan)」などとも呼ばれています。

ヨーロッパの一部でもお守りや魔除けとして枝で作った十字架を飾ったり身に着けたりする風習があったとされています。

このように古くから国内外でおまもりの象徴として重宝されていた丈夫な植物です。

実や花でそれぞれ違った可愛らしさがありますので、季節ごとの味わいを楽しんでください。

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