守るを意味する花4:ヒイラギ
モクセイ科の常緑高木で、原産地は東アジアです。
漢字で書くと木に冬と書き、晩秋から初冬にかけて花を咲かせることが由来とされています。
クリスマスの飾りつけとしても多く出回っており、冬のイメージが強い植物です。
梅雨の時期から初夏にかけては黒い実が膨らむ姿が見られます。
いくつか集まった小ぶりな白い花と、鋭いトゲのある葉が特徴です。
このトゲにより、国内外で魔除けに使われる風習もありました。
年月が経つとトゲも徐々に丸みを帯びてきますので、見た目の変化を楽しむこともできます。
花からは金木犀のように甘い香りがします。
花言葉は「保護」の他に「用心深さ」「強直」「先見の明」「歓迎」があります。
強靭な幹やトゲのある特徴的な葉、可愛らしい花をつけることからこういった花言葉がついたと言われています。
季節感が感じられますし、造花で手軽に飾りつけをしたり、実物で香りを味わったり様々な方法で楽しんでください。
古くから魔除けにも使われていた植物ですのでお部屋に飾れば頼もしいお守りになりそうですね。