【花言葉】切ない意味を持つ花5種。切なさをメッセージに乗せて贈ろう

最終更新日:2022年12月1日

切ないを意味する花5:アネモネ

アネモネもその花の色のあざやかさで、私たちに元気をくれる花ですね。

赤やオレンジ、白、ピンク、青や紫など色とりどりの花で私たちを楽しませてくれます。

その花の色だけでなく、八重咲きなど花びらの形態も様々で、見た目もとても可愛らしいですよね。

ガーデニングを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、その花言葉は、その元気な可愛らしい姿とは対象的な、「はかない恋」「恋の苦しみ」など、悲しく切ない言葉です。

アネモネの花言葉の由来にもギリシャ神話が背景にあります。

アフロディーテ(美の女神)の話です。

息子のキューピッドと遊んでいたアフロディーテは、キューピッドが放った矢が当たってしまいました。

この矢が当たってしまうと、「当たると最初に見た人間に恋してしまう」と言われており、そのため、アフロディーテは、最初に見た人間の美少年アドニスに恋をしてしまいます。

一方で、アフロディーテにはもともと戦いの神アレスという恋人がいて、彼は、アフロディーテが心変わりしたと勘違いしてしまいます。

そして、その嫉妬心から自らをイノシシの姿に変え、狩りに来た人間のアドニスを襲い、アドニスは死んでしまいます。

アドニスの遺体を見てアフロディーテが流した涙から、アネモネが咲いたそうです。

アネモネの明るい花の色からは想像できない物悲しい神話ですね。

明るくあざやかな花の色と対照的な、悲しい物語が余計に切なさを感じてしまいます。

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