切ないを意味する花3:朝顔
朝顔の花言葉も、「はかない恋」です。
朝顔は、小学校の夏休みの宿題で朝顔の観察日記などをつけた思い出のある方も多いのではないでしょうか。
「はかない」というより、子供のころの夏休みの花という印象があるかもしれませんね。
花の形もラッパ型の丸い可愛らしい形ですし、色も青や紫、薄いピンク系など、色とりどりです。
それなので、一見、「はかない」という言葉とはかけ離れているようにも思えますが、朝咲いた花が午後にはしぼんでしまうという、花が咲く時間が短いことに関係しています。
一方で、朝顔には「固い絆」という花言葉もあるそうです。
これは、朝顔のつるがしっかりと巻きつき、太陽に向かって上へ上へとのびていく様子からつけられたようです。
そのつるはしっかりと支柱に巻きつき、元気良くのびているのだから、花も一生懸命長い時間咲いてほしいもの。
しかし花だけは朝咲くと午後にはしぼんでしまうという、アンバランスなところが余計に切なさをかもし出しています。