ごめんなさいが花言葉な花3:ハシバミ
ハシバミは、北半球の温帯全域で自生しています。
先史時代から世界中で木材や食材で用いられ、また呪術やお守りなどスピリチュアルな場面でも広く利用されています。
ハシバミの花言葉は「仲直り」「和解」「調和」「正義」などがあります。
ギリシャ神話では、ハシバミ木でつくった「ケリュイオンの杖」を太陽神アポロンが持っていたとされています。
異母兄弟の弟ヘルメスは泥棒と嘘が得意とされ、赤ん坊のヘルメスは偽装工作をアポロンの牛を盗んだのです。
これに激怒したアポロンは、弟を父神ゼウスに引き渡し、父親に嘘を見破られたヘルメスは牛を返しますが、アポロンはそれでも怒りがおさまりませんでした。
しかしこれに対しヘルメスの奏でた琴と葦笛をとても気に入り、アポロンの「ケリュケイオンの杖」を交換して仲直りをしました。
これらの出来事が由来となりハシバミは「仲直り」という花言葉になったとされています。
ハシバミの「ごめんなさい」には「仲直り」の意味を強く持ちます。
ケンカしてしまった相手と仲直りするときのお花にいかがでしょうか。