ごめんなさいが花言葉な花2:カンパニュラ
カンパニュラは、南ヨーロッパ原産のキキョウ科の植物です。
この名前は、ラテン語で「小さな鐘」を意味しており、風鈴のような丸みを帯びたかわいらしい花の形をしています。
そして、カンパニュラに基づくギリシャ神話があります。
カンパニュラとは、美しい精霊の名前です。
彼女はオリンポス果樹園の番人で、食べると不老不死を手に入れることが出来ると噂される黄金のリンゴを守っていました。
そこに一人の兵がリンゴを盗みにやってきたのです。
兵士がリンゴを盗もうとした時、みんなに知らせようとカンパニュラは勢いよく鐘を鳴らしたのです。
しかし、その兵士に襲われ彼女は命を失ってしまいました。
この姿を見て花の神フローラは、亡骸を一本の花にしたと言われています。
この花がカンパニュラです。
カンパニュラには「感謝」「謝辞」「誠実な愛」「節操」という花言葉があります。
誠実に職務に取り組む精霊に由来しているのでしょう。
カンパニュラの「ごめんなさい」には、感謝の思いも込められています。
日頃から頼りっぱなしの大切な相手に、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちを合わせて伝える時にとても最適なお花ではないでしょうか。