ごめんなさいが花言葉な花1:紫のヒヤシンス
ヒヤシンスは、ユリ科のヒヤシンス族の花です。
花びらは小さいのですが、よく見ると百合に似ています。
ヒヤシンスはギリシャ神話の中に登場する「ヒュアキントス」という美青年の名前から由来しています。
ある日ヒュアキントスは、恋人のアポロンと円盤投げをして遊んでいました。
これを見って嫉妬したゼフィロス(西風の神)は円盤に強く息を吹きかけました。
その円盤がヒュアキントスの頭にあたり亡くなってしまいました。
その姿はユリの花がしおれた姿に似ていたそうです。
そしてヒュアキントスはヒヤシンスという花になったとされています。
紫のヒヤシンスは「悲しみ」「悲哀」「初恋のひたむきさ」という花言葉を持っています。
西洋には「I’m sorry(ごめんなさい)」または「please forgive me(許してください)」という花言葉があり、ヒヤシンスには、後悔を意味する「ごめんなさい」が込められているのです。
自分が悪いことをしてしまったと自覚し、後悔している時に最適なお花ですね。