2.水雷屯が出た時の解釈
乾坤(天地)は本来動く事の無いそれぞれが独立したものですが、これらがお互いを求め動き出す事で事態が大きく動くという様を表します。
乾いた大地を鳴動させるような嵐が潤いを与え、その後に広がる沃野に芽吹きの時期が来るというような、吉兆の前にある困難を表すものと言えます。
この卦を得た場合は、大きな結果を得る事が出来ますが、その為に正しい判断を行い、慎重に事を進める必要があると考えられます。
例えば芽生えたばかりの若芽を踏みつけないようにするような慎重さと言えるでしょう。
そうして慎重に育てた若芽が良き実りを得る事に不思議はありません。