花言葉で「平和」を意味する花4つ。ケンカ後や記念日に贈ろう

最終更新日:2022年12月1日

4.太陽に平和を願う花 黄色の薔薇

薔薇というとドラマの告白シーンやプロポーズシーンでよく目にする赤い薔薇を思い浮かべる人も多いでしょう。

赤い薔薇は「あなたを愛してます」「美」「熱烈な恋」などの花言葉を持つ、恋愛に欠かせないもってこいの花であると言えます。

また特に薔薇は花の本数で意味が変わる特別な花です。

1本で「一目惚れ」「あなたしかいない」、11本で「最愛」、108本で「結婚してください」。

贈る相手やシチュエーションに合わせて花束を作るのも素敵ですね。

そんな薔薇は赤の他にも様々な色を持ちます。

現在は品種改良によってその種類を2万種まで増やし、青、ピンク、紫、オレンジ、黄緑、白銀など花の色も多種多様に渡ります。

そして花の色によってそれぞれ違う花言葉を持ちます。

今回は、その中でも黄色の薔薇について触れていきます。

本来、黄色の薔薇は自然に存在しません。

幻とも言われた黄色の薔薇は、ある1人の人物による努力の結果この世に生み出されました。

ジョセフ・ペルネ=デュッセ、彼は既存の白薔薇から幾度となく交配を繰り返して黄色の薔薇を生み出しました。

この功績は、彼の死後彼を慕う人々によって「フー・ペルネ=デュッセ」という彼の名前の薔薇が生み出された事にも現れています。

そんな彼の作り出した薔薇の中に、「ソレイユ・ドール」という名の薔薇があります。

ソレイユとはフランス語で「太陽」という意味です。

そこから、変わらず存在する太陽に平和を願って、花言葉にされたと考えられています。

また、黄色の花言葉には他にも様々なものがあります。

赤い薔薇が恋愛向きだったのに対して「嫉妬」「恋に飽きた」「薄らぐ愛情」などが付けられており、恋愛には不向きと言えます。

イエス・キリストを裏切ったユダが着ていた服が黄色だった為、薔薇に限らず西洋で黄色の花の花言葉にはネガティブなものが多いのです。

黄色の薔薇の場合「友情」や「可憐」などポジティブな花言葉もありますが、プレゼントする場合贈る相手に注意が必要です。

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