「大殺界」とは六星占星術でいう「陰影」「停止」「減退」の三つの時期を指します。
六星占星術では人生は12年ごとに同じ周期を繰り返すと考えられています。
これら三つの時期には運命が停滞し、何をやっても上手く行かない、思いもよらないトラブルやハプニングに襲われるなどの出来事があるといわれています。
誰の人生にも必ずやってくる大殺界の時期、それをどのように乗り切ればよいのでしょうか?その乗り切り方をご紹介します。
1.大きな決断をしない
大殺界はこれまで幸運に恵まれていた人でも、すべての運気がマイナスに代わってしまう時期です。
そのため、あらゆる決断が間違った方向に進んでしまう可能性があります。
例えば結婚や引っ越し、独立、転職、家の購入といった大きな決断は避けたほうが無難です。
大殺界のときにはあやまりを犯してしまいやすい時期。
しかも一度あやまりを犯してしまうと、それが次々に悪い結果を生んでしまいます。
そのためさらに正常な判断力を失ってしまうという悪循環が生まれてしまいます。
くれぐれも大殺界のときには大きな決断はしないように注意しましょう。
そうは言っても、進学や就職など自分の意志では時期を決められないことも人生には数多くあります。
そういった場合はどうすればいいのでしょうか。
答えは自分らしくない決断をすることです。
進学や就職の場合には、それまで自分がまったく考えてもみなかった道を視野に入れてみましょう。
運勢が停滞している時期は何をやっても無駄なのではなく、自分の考えている方向とは逆の方向に進んでしまう状態です。
そのためあえて自分らしくない、自分にはふさわしくないということをやってみると、本来マイナスに進むはずだったことがプラスに転じるという可能性もあります。