花言葉で「助けて」を意味する花6つ。辛いことがあった時に飾る花とは

最終更新日:2022年12月1日

3.信じて待ち続ける花 紫のアネモネ

紫のアネモネの花言葉は、「あなたを信じて待つ」です。

誰か一人の人に恋い焦がれて助けを求めたくても、その人は遠い場所へ旅立ってしまいました。

愛しているから、他の人のことは考えられない。

他ならぬその人に自分のことを助けてもらいたい。

だから、愛する人を信じて待ちつづける。

そんな切ない気持ちを、紫のアネモネは表しています。

アネモネ全般の花言葉も同じように、「はかない恋」や「見捨てられた」というネガティブな意味を持っています。

これらの由来は、アネモネに関する悲しい神話がもとになっています。

愛と美を司る女神・アフロディーテが、息子のキューピッドと遊んでいたところ、キューピッドの射た矢がアフロディーテに当たってしまいます。

その瞬間、アフロディーテは目の前にいた少年・アドニスに恋をしてしまいます。

アフロディーテは恋心を燃やし続けていましたが、そんな折、アドニスは狩りでイノシシに襲われ、命を落としてしまいます。

嘆き悲しんだアフロディーテは、アドニスの体から流れ出た血から花を咲かせます。

それがアネモネの花です。

アフロディーテのように一途に誰かを恋し、助けを求める気持ちが、アネモネの花言葉の由来です。

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