ハナミズキの花言葉2:「返礼」
ハナミズキの花言葉には、もう一つ「返礼」もあります。
これも、先ほどご紹介した日米親善のエピソードにちなむ花言葉です。
大統領・ウィリアムが贈ったハナミズキのように、心のこもった素敵な返礼を表しています。
ちなみに、当時アメリカから贈られたハナミズキは、白が40本、ピンクが40本だったそうです。
今現在、このハナミズキはほとんどが枯れてしまい、残っているものはたった1本しかありません。
それは東京都の「都立園芸高校」内にあり、2015年には100年祭りとしてメディアにも大きく取り上げられました。
さて、日米親善に関するエピソードには、まだ続きがあります。
実は、尾崎市長が1912年にアメリカへ贈った桜は、100年以上たった今もキレイに咲き誇っているそうです。
その場所は、アメリカの首都・ワシントン。
ここでは毎年「全米桜まつり」という大きなイベントが行われているのですが、このイベント最大の見どころがボトマック川の桜並木であり、この桜こそ、尾崎市長が1912年に寄贈した桜です。
このエピソードこそ、ハナミズキの3番目の花言葉である「永遠」の由来・・・と思われがちですが、実は違います。