2.スキャポライトの不遇な歴史
様々な色彩を持っているのがスキャポライトの特徴の1つなのですが、その特徴が仇となってしまい、過去に不遇な扱いをされてきました。
スキャポライトは、その見た目が水晶や、トパーズ系の石と非常に酷似しています。
それは肉眼の判別が非常に困難なレベルで、現代では石の成分などを分析する装置が発達し、調べてしまえば判別することは簡単になりましたが、昔は肉眼で判別するしかなかったので、現代にように簡単にはいかなかったのです。
そのため、水晶と間違えてしまうことが多々あり、宝飾品としての扱いが難しい石として、あまり有名になれないでいました。
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月ごと誕生石