
「心の平和」を象徴し、心の奥底に溜まっている怒りや不安、嫉妬などのマイナスエネルギーを鎮めてくれる働きを持つのがラリマーです。
身に着けた人の情緒の安定をもたらし、日常の避けることができないストレスを軽減してくれる働きも秘めています。
このような特徴から世界3大ヒーリングストーンの1つと呼ばれていて、年々人気が高まっています。
そんなラリマーというパワーストーンがどのようなものなのかご紹介します。
1.ラリマーとは
まず、ラリマーという名前は正式名称ではありません。
正式には「ブルーペクトライト」と呼ばれていて、和名はソーダ珪灰石と登録されています。
元々、カリブ海の島国であるドミニカ共和国で産出されていて、発見者の娘の名前である「ラリッサ」とスペイン語で海を意味する「マール」を組み合わせたことが由来とされています。
ラリマーの持つ美しい空色はバナジウムの成分によるもので、ドミニカ共和国の他にチェコでも採掘されます。
しかし、チェコで採掘されるのはあくまでペクトライトであり、空色のペクトライトであるラリマーは非常に希少価値の高いものとされていて、前述したようにドミニカ共和国のパオルコ鉱山のみで採掘されているのです。
ちなみにバナジウムの代わりにマンガンを含有すると、空色に負けず劣らずの美しいピンク色の発色となります。
主な産地であるドミニカ共和国はアトランティスの失われた大陸であったとされているため、ラリマーのことを「アトランティスストーン」と呼んでいたり、カリブ海のイルカをイメージしている「ドルフィンストーン」とも呼ばれています。
2.ラリマーの歴史
ラリマーは1974年にノーマンライリングさんによって発見されました。
1974年ということは、まだ40年程しか時間が経っていないパワーストーンの中では歴史が浅いものです。
発見されたのは主な採掘場所でもあるドミニカ共和国で、南部のパオル村で発見されました。
パオル村では、昔から海岸によく転がっていたそうです。
ところが、海岸で簡単に見つけることができていたラリマーが徐々に少なくなっていき、川の海から川の上流へと遡っていったところ、鉱山を発見されたということです。
当時からスピリチュアルな世界に興味を持っている方にとって重要なアイテムであるため、その需要はとても高いものでした。
しかしその高い需要の反面、現代ではほとんどの鉱山が採掘されつくしてしまったため、空色や緑色の模様がはっきり浮き出たラリマーは数が少なくなり、黒点が多かったり、白みがかっているものが流通しています。
それでもかなりの高値で取引が行われています。
3.ラリマーの効果
ラリマーの特徴として最も大きいのが心の平和です。
この世界には様々な方々が生きていて、それぞれに違った日常を過ごされています。
そんな日常の中で仕事や家事、育児等を通して日々ストレスを感じている人も多いのではないでしょうか。
そのストレスが少しづつ溜まってしまい、何かのきっかけで溜まったストレスが爆発して、大事なチャンスを逃してしまう恐れがあります。
ラリマーはこのような怒りや不安を洗い流し、それまで感じていた思い込みや疑心暗鬼などのから解放する力があります。
このことで自分はもちろんのこと、周りの友人に対しても勘違いや間違った思い込みをしなくなるので、接する相手の良い部分に自然と目がいくようになります。
また、変化にも強いパワーストーンでもあるため、仕事の転勤や転職、または引っ越しなどの転居に伴う新しい環境への不安やストレスを軽減してくれます。
これから何か始めようとか目標を決めた方にとてもオススメなパワーストンですね。
4.ラリマーの効果2
ラリマーの効果としてもう1つご紹介したいのが、創造性の向上です。
これはインスピレーションを高めてくれる効果と合わせて、芸術やクリエイティブな仕事を日常でこなしている方には、素晴らしい効果が生まれるのではないでしょうか。
もし、アイディアや解決策を考えていて詰まってしまった時はラリマーを眉間や頭部にかざすと良い答えが生まれるといわれています。
このことから、ラリマーには自由な発想やルールからの解放などの、閃きを与えてくれる特徴も兼ね揃えているのです。
ラリマーを身に着けよう
日常の様々なシーンで受けてしまったストレスによって心に闇を抱えている方は、ラリマーが自らの持つ「心の平和」のパワーでその心の闇がきっと晴れることでしょう。
そのあかつきには、ラリマー自らが持つ大空の様な色合いのようにスッキリとした印象を受けるのではないでしょうか。
そして、周囲の人とのコミュニケーションも良好となり、きっとその後の生活を今までになかったくらい楽しく過ごせるはずですよ。
世界3大ヒーリングストーンの名前は伊達ではありません。
ラリマーのパワーを借りて、日常生活をストレスから解放された素晴らしいものに変えてみませんか。