
パワーストーンの多くは古い歴史を持つ物が多いですが、近年に発見されたパワーストーンの新顔がスギライトです。
外部から干渉されるマイナスエネルギーから守ってくれることを特徴としていることから、繊細な人や、打たれ弱い人へオススメのパワーストーンです。
割と歴史の日が浅い、スギライトの魅力をご紹介します。
1.スギライトとは
スギライトは、1944年に杉健一氏により発見され、その32年後の1976年に新鉱物として申請されるまでに多くの研究が行われました。
その結果、スギライトとして岩石学者である村上充英氏によって申請されました。
ちなみに、スギライトと呼ばれる語源は、発見者の杉氏に敬意を表して、スギライト(杉石)という名称となったそうです。
また、英語ではスジライトと発音されるようです。
チャロアイト、ラリマーと並んで世界3大ヒーリングストーンの1つとして名を連ねていて、日本で発見されにもかかわらず、アメリカのニューエイジやヒーラーの間でブームになったことが発端で、その後に日本でブームになりました。
ブームになる順番が面白いですね。
2.スギライトの基本色
スギライトの基本色は、透明ではなく、黒っぽい紫色や、あずき色等がそれにあたります。
また、色によって、それぞれにおける差が生じ、色が黒くてより濃い物の方が、持ち主を外部からのマイナスエネルギーから守ってくれる特徴があります。
このマイナスエネルギーとは、恨み、妬みなどの人間の思念や、霊的な物、また自分の周りの環境などを指しますが、これらの物から守護してくれるパワーストーンとしては、レベルが非常に高いと言えます。
逆に色が明るくなると、癒しの効果が強まり、また異なった効果が得られるようです。
そもそも、紫色というのは、パワーストーンの世界において、霊性を高める神聖な色として認識されています。
なので、紫色を基本色とするスギライトは、その波動がとても強いのです。
その波動が色によって、あまりにも強い場合があるため、その際は他のスギライトを探すもしくは、他の石と併用するといった対策があります。
さらにその強い波動が要因となり、浄化の必要性がないとも言われています。
3.スギライトのカラーバリエーション
スギライトの構造は、結晶形になることがあまりなく、不規則な形状で他鉱物を取り込んだものが見つかることもあります。
そのためか、紫色の基本色に加えて、ウグイス色や灰色、ピンクなどの色合いまで幅広い色彩を持っています。
女性が身に着けるために選ばれるのは、ピンクや紫色が多いとされていますが、それぞれの色合で効果も異なってくるので、自分にあった色のスギライトをチョイスすれば良いです。
ちなみに、1番初めに日本で発見されたスギライトは黄緑色で、これはマンガンの含有量によって色が異なるためです。
4.スギライトの効果その1
スギライトによって与えられることは、最も大きいのが創造力と直感力の向上です。
これらの力がより高まることによって、今の自分にはどんな物が必要なのか、逆に何に対して必要以上に執着してしまっているのか、といった自分の現状を把握しやすくなります。
したがって、必然的に自らの意識が変化するので、周りの環境や対人関係が今までとは違ったように感じることができるでしょう。
また、精神を成熟させることや、叡智を与え、寛容さをより向上させてくれることから、友人、職場の同僚、家族など全てにおいて関わり合いのある人達との関係性をより円満な状態にしてくれます。
もし、会社で苦手な人がいたり、緊張してしまう人がいればもってこいの効果となりますね。
5.スギライトの効果その2
スギライトの効果は、自らの現状を気づかせてくれるだけではなく、身に着けている人のシールドとなって、文字通り、外部からの攻撃から身を守ってくれます。
この外部からの攻撃とは、ネガティブなオーラをまとった人間の感情などが多く、ストレスを感じている時や精神的に弱っている時に効果を発揮します。
また、自発的に発信したマイナスエネルギー、つまりネガティブ思考や落ち込んだ時、不安に陥った時に、そのエネルギーを発散してくれるといった効果もあります。
外からも中からも、とにかくありとあらゆる負のエネルギーから身を守ってくれるパワーストーンです。
なので、極端に落ち込みやすい人や打たれ弱い人、ストレスを感じやすくため込んでしまう人は、ぜひ身に着けてみるといいでしょう。
スギライトを身に着けよう
現代社会において、ストレスや他人に対する妬ましい気持ちなどは、昔に比べてより顕著になっています。
それによって、精神的に苦痛を感じたり、時には身体に影響の出る人もたくさんいるでしょう。
そういった人々が多く蔓延してしまうだろう時代がいずれ訪れるであろうと、まるで予測したかのように近年に日本で発見されたスギライトには運命的な物を感じます。
内的そして外的要因で苦しんでいる人達の願いが凝縮して、年月と共に少しずつ結晶化していったのかもしれませんね。