2.手水舎のマナー
神社に入ると、身を清めるための手水舎があります。
参拝する前に必ず手水舎で身を清めましょう。
本来、参拝をする前には禊をしなければならないと言われています。
ですが、なかなか本格的な禊はできません。
そこで、手水舎を使い身を清めるのです。
そんな手水舎のマナーですが、まずは、右手にひしゃくを持ち、水を汲みます。
そして左手を洗います。
ひしゃくを左手に持ち替え、右手を洗います。
そうしたら、また右手にひしゃくを持ち、左手に水を入れて口をそそぎます。
そそいだ水を出す時は口元を手で隠すのがマナーです。
また、ひしゃくは他の人も使いますから、ひしゃくそのものに口をつけるのは絶対にやめましょう。
最後にまた左手を洗い、ひしゃくを立てて柄の部分を洗って終わりです。
最後に柄の部分を洗うのは、次の人が使いやすくするためです。
また、しっかりと身体を清めてから神社へ行きたいという場合は自宅のお風呂で全身キレイにしてから行く方法もあります。
手水舎にある彫刻は龍が一般的ですが、他の動物がいる場合もあります。
この彫刻を見るのも神社の楽しみの一つと言えます。