2月の誕生石である「アメジスト」は「紫水晶」と呼ばれ、その名の通り鮮やかな紫色が美しく清らかな印象を与える石です。
その美しさはたくさんの人を魅了しており、宝石のように磨かれ、実際に宝石店に並ぶこともあります。
今回は、パワーストーンとしても人気のアメジストについて、その意味や特徴を解説します。
1.2月の誕生石アメジストはどんな石?
アメジストは、ブラジルやウルグアイ、インドなど世界中でみられるので非常に身近な石として親しまれています。
日本においても「加賀紫」と呼ばれ、宮城県白石市の雨塚山などで産出されています。
2月の誕生石としても有名で、希少性があまり高くないこともあり、多くの人が入手しやすく世界中に多くのファンがいます。
石英という鉱物の一種で、美しい紫色は少量の鉄イオンによって生まれます。
また、近年では天然の放射性物質が原因で紫色に変化することも明らかになりました。
アメジストは、火山岩や低温の熱水鉱脈から採られ、その結晶は岩石の空洞内にあります。
アメジストの硬度は「7」という高い数値で、扱いやすい石といえます。
一方で、日光に長時間さらされると、その美しい色が褪せてしまうという欠点があります。
鮮やかな紫色のものでも、最終的にには白い石英になってしまいますので注意しましょう。