朝のニュースなどでの星占い、友だちの間で話題になりやすい血液型占いなど、日常には様々な占いがあります。
皆さんの中にも毎日占いを確認している、占いをとても信じている人もいるのではないでしょうか。
今回は様々な種類のある占いの中から、0学占いについてご紹介します。
1.0学占いの考え方
0学占いは東洋の占いでよく使われる「空亡」の考え方をベースにおいています。
昭和15年に御射山宇彦さんによって確立され、生年月日から占いを行います。
生年月日から導き出した0星(ゼロスター)と支配星の2つから、個人の特性や運勢の周期を占う方法です。
0学占いは「運命」をテーマに、人や社会、自然の全てを統合する学問として作られました。
そのため、自然や社会に対して、どのように対応していくべきかをあらわし、人々がより過ごしやすい日常を示すことを目的としています。
また、自分や自分の未来を知ることで、未来を予測し、訪れる災難を未然に防ぐための占いです。
災難を防ぐことを第一に、、もし災難が起きてしまったとしても、最善の対応を考えることで、人生が明るく過ごせるようになります。
2.0学占いの分類
0学占いは「0星(ゼロスター)」「支配星」「運命相性」などの分類から、その人の特性や未来を導きます。
0星には6種類があり、それぞれ「水王星」「木王星」「月王星」「火王星」「金王星」「土王星」と名付けられています。
この6つの星から、運命を読み解いていきます。
支配星には12個の種類があり、先程の0星が「陽」と「陰」に分かれます。
水王星であれば「水王星(陽)」と「水王星(陰)に分かれ、このような分類が0星それぞれにあります。
運命相性は、0星と支配星から導かれた相性のことをいいます。
0学占いでは相性は運命の中で大切な関わりを持つものだと考えられており、単純に運勢の良い、悪いをあらわしたものではありません。
このような相性を考え、人生に活かしていくことが大切です。
3.運命グラフ
0学占いは運命を科学的に解明することを目的としており、そのために「運命グラフ」を発見しました。
運命グラフは運命の方程式のようなものであり、この方程式を読み解いていくことによって、隠された運命を導き出すことができるようになります。
運命グラフのなかでも最も大切なものが「0地点」であり、0はとても大切なものとして扱われています。
運命は0にはじまり0に終わるとし、誰もが通る道だと考え、0には喜びと絶望の両方があると考えます。
喜びを得るためには絶望を経験しなければならない、絶望を経験すれば喜びを経験できると考えており、そのために、この0地点は非常に重要です。
4.運命グラフの地点
運命グラフは先程の0地点をはじめ「0地点」「精算」「開拓」「生長」「決定」「健康」「人気」「浮気」「再開」「経済」「充実」「背信」の12地点があります。
背信が終わると0地点に戻ってくるので、このグラフを延々と繰り返すことになります。
この運命グラフでは0地点が一番運命の低い状態で「人気」の地点まで徐々に運気が上昇します。
「人気」を過ぎて「充実」を超えると徐々に下降していき、0地点にまた戻ってくる仕組みになっています。
運命グラフはこのようなルートを辿り、運気の上昇や下降を示してくれます。
また、このグラフは年単位で考える場合と、月単位で考える場合があります。
月単位は1月を「0地点」、12月を「背信」、年単位では1年全てが「0地点」で、次の年になると「精算」の年に移動していきます。
5.0学占いの良さ
0学占いの良さとして、自分の運命がどうやって動いてるのかをわかりやすく見ることができます。
誰でもわかりやすくなっているので、占いの中でも入りやすい分類でしょう。
また、0学占いは様々な占いの考え方を集合させた占いでもあります。
どの占いを参考にすればよいのかわからないのであれば、0学占いを参考にしてみるといいでしょう。
全ての占いでも共通することができる内容を知ることができます。
0学占いは自分の未来を調べることのできる占いです。
結果がどうであれ、自分の未来は自分で変えることができる、といった希望を示してくれる占いでもあります。
また、自分の力で切り開くことはもちろん、0学占いならではのアドバイスを手に入れることもできるでしょう。
悩んでいることを解消し、未来に向かって歩み出す占いが0学占いです。
0学占いで気分をあげよう
0学占いは未来志向の占いであり、様々な占いの要素を組み込んでいることが特徴です。
そのため、様々な占いの良い面を抽出したものであるともいえるでしょう。
また、0学占いは、ポジティブな面は更にポジティブに、ネガティブな面もポジティブに考えられるような結果を示してくれます。
占いの結果に一喜一憂するのではなく、どのような未来でもテンションをあげることができる、それが0学占いです。