2.雲母(レピドライト)は地味?
レピドライトは、ピンクや赤紫色の色彩を持っていますが、明確な色の名前がありません。
それは、レピドライトの色合いが、赤や紫色を混ぜ合わせた感じになっているため、その色を決められないのです。
派手ではない、地味さがレピドライトの印象であると認識されている方も多いでしょう。
ところが、この地味な特徴が功を奏している部分もあります。
例えば、他の石と併用する場合、その石の色合いが、黒や赤などの主張の強いものだったとしても、不思議と問題なく溶け込んでしまいます。
さらに、地味=落ち着いている印象があるため、人間の肌との相性も良く、時折、雲母の結晶が放つ輝きが、奥深い魅力を与えてくれます。
そういった理由から、あまり派手ではないため、女性だけではなく、男性にも人気があるパワーストーンです。