復活を意味する花5:ニゲラ
ニゲラはキンポウゲ科の一年草で、4〜7月に開花期を迎えます。
葉も花も独特な形をしており、幻想的な雰囲気を持つ植物です。
華やかさはありませんが、フラワーアレンジメントやガーデニングに利用されるほか、個性的な花姿のため一輪挿しとしても人気があります。
果実も特徴的な形のため、ドライフラワーとして利用されます。
葉は糸のように細く、茎の先に淡く小さな花を咲かせます。
花弁に見える部分は萼片で、実際の花は小さく中央にあります。
ニゲラは細い葉がたくさん出てくる様子から、英名は「霧の中の恋」と名付けられています。
和名では種子が黒いことから「クロタネソウ」とも呼ばれます。
乾燥させた種子は強い香りがし、わずかに辛味があるため、インドや中東ではカレーなどの料理に使われています。
また、母乳の分泌を促す効果があるとされハーブティーにも利用されています。
花の色は青や紫、ピンク、白などがあります。
花言葉は「不屈の精神」です。
困難に負けずに復活を望む、強い意志を感じさせる言葉です。
ニゲラは繊細で儚げな花に見えますが、実は非常に強い植物です。
スポーツや仕事で挫折してしまった人に贈ってあげたい言葉です。