別れを意味する花5:マツムシソウ
淡い紫色の可愛らしい小さな花を咲かせるマツムシソウ(スカビオサ)の花言葉は「失恋」「私はすべてを失った」「不幸な愛情」です。
紫色はヨーロッパでは悲しみを表す色と考えられていることから紫色のマツムシソウは別れを連想させる悲しい花言葉が多いのです。
ギリシア神話には、美少年ヒュアキントスが亡くなると彼の流した血から紫のヒヤシンスの花が咲いたという話があります。
西洋の花言葉ではマツムシソウ以外にも紫色の花には悲しみの意味が込められていることが多いです。
紫色のマツムシソウ(スカビオサ)は夫を亡くした未亡人へとおくる花としてはふさわしいと考えられています。
ですからマツムシソウの花言葉は「私はすべてを失った」「不幸な恋愛」などととても悲しい花言葉になっているのです。