別れを意味する花3:ミヤコワスレ
ミヤコワスレ(都忘れ)の花言葉は「別れ」「しばしの憩い」です。
ミヤコワスレは野春菊とも呼ばれる花の色は鮮やかな紫青白赤ピンクなどがあります。
ミヤコワスレの花言葉の由来は承久の乱の頃にまで遡ります。
戦に敗れた順徳天皇が責任を問われ佐渡の島へと流された時、ある花を見ると「都を忘れることができる」と話していたのだそうです。
その花こそがミヤコワスレでした。
故郷を追われ悲しみにくれた順徳天皇は美しく色をつけたミヤコワスレを見て恋しい都への想いを断ち切っていたのです。
そして束の間の安らぎをミヤコワスレから得ていたのでしょう。
このことからミヤコワスレの花言葉は「別れ」「しばしの憩い」となったとされています。