不安を意味する花2.オシロイバナ「臆病」
オシロイバナ科の花で、南アメリカが原産です。
漢字では「白粉花」と書きますが、花の名前は、種の中にある白い胚乳がおしろいに似ていることにちなんでいます。
夕方に花を咲かせ、良い香りを漂わせるので夕化粧という別名もあります。
人目の多い日中を避けるような開花時間から、花言葉には「臆病」「内気」などがあります。
夏から秋にかけて紅・黄・ピンク・白・紫などの花を咲かせます。
夕方に開花した花は翌日の午前中にはしぼんでしまいますが、開花期中は次々と新しい花が咲きます。
一つの株から異なる色の花を咲かせることもあり、毎日違った表情を楽しむことができるので見ていて飽きのこない多彩な花です。
繁殖力が強く、道端にも広く自生する植物ですのですぐご近所でも出会えるかもしれません。
丈夫な性質で育てやすいので、日当たりと水はけのいい土が用意できればガーデニングにもオススメです。