不安を意味する花1.深紅のゼラニウム「憂鬱」
ゼラニウムはフウロソウ科の花で、南アフリカが原産です。
ペラルゴニウムという学名がついていますがこれはギリシア語の「pelargo(コウノトリ)」から来ています。
ゼラニウムの実が鳥のくちばしのように細長い形をしていることにちなんでいます。
また、葉がアオイに似ていることから和名では天竺葵と呼ばれています。
赤・白・ピンク・深紅・黄・黒紫など色味が豊富で、中には2色咲きの鮮やかな品種もあります。
花言葉には「尊敬」「信頼」などがありますが、品種が多岐にわたるゼラニウムは花の色によっても花言葉が存在します。
深紅のゼラニウムの花言葉は「メランコリー(憂鬱)」です。
これはゼラニウム特有の青臭い匂いから来ていますが、ヨーロッパではこの特性を利用してゼラニウムの鉢植えを虫よけに利用しています。
香りに特徴のある植物で、品種によってはバラ・レモン・イチゴなど様々な香りも楽しめます。
多くの種類がありハーブやアロマオイルに利用されるものもありますし、初心者にも育てやすく、気軽にガーデニングで楽しむことも出来ます。