6.パセリ
パセリにはとても不吉な花言葉があります。
それは「死の前兆」です。
なぜパセリには不吉な花言葉がつけられたかというと、ギリシャ神話に由来しています。
レームノス島の元女王ヒュプシピュレーは、地位を奪われ、奴隷となってしまいました。
ヒュプシピュレーは、新たな王の子供であるオフェルテスの養育を任されることとなったのです。
「子供が歩けるようになるまで、地面に寝かせてはならない」と言いつけられていたヒュプシピュレーは、オフェルテスをパセリの上に寝かせ、その場を離れました。
元いた場所に戻ってみると、オフェルテスは、大蛇に食い殺されていました。
このギリシャ神話から、パセリの花言葉は、「死の前兆」となったのです。