2.マンサク
マンサク (金縷梅) は、俳句では季語として「金縷梅」と表記されますが、この他に漢字で「万作」、「満作」と書くこともあります。
英名では「Witch hazel (魔女の榛)」と呼ばれています。
このことから、マンサクは少しファンタスティックなイメージがもたれています。
そんなマンサクの花言葉は「呪文」「魔力」「ひらめき」「霊感」です。
花言葉の由来としては、アメリカの先住人たちがかつて占いの道具として万作を用いていたことがあり「魔法の呪文」「霊感」などという花言葉になったと言われています。
日本でも昔は東北地方でマンサクを使って占いをしていた歴史もあります。
「マンサクの花が上を向いたら豊作」「花が咲かなかったり少なかったら凶作」と、東北地方の農家の人たちは、今年の農作物の出来栄えをマンサクの花の咲き方で占っていたのです。
日本でも、海外でも占いに用いられるなんて、マンサクの花には本当に魔力があるのかもしれません。