彼岸花の花言葉5:色に関係なく「再会」「転生」
彼岸花の花言葉には「再会」「転生」というものもあります。
どちらも宗教的な印象が強い言葉です。
彼岸花の特徴的な花の形が仏像や仏教に関連するような印象を与えたのでしょうか。
曼殊沙華は本来は天界に咲く白い花と言われているので、赤のイメージが強い彼岸花とは厳密には少し違います。
しかし彼岸花が見ごろを迎える時期や咲く場所、花の形などいくつもの要素が相まって宗教的な花言葉がついたと考えられます。
「再会」「転生」は死んでもなお、あの世で会うことができる、生まれ変わって会うことができるというような期待が込められています。
墓地や寺で死者を思う時など悲しみに満ちていた心も、いずれ薄まってまたいつか会えるだろうという希望に変わるような印象が残る花言葉です。
未来で偶然出会うであろう相手がもしかしたら過去に失ってしまった大切な誰かかもしれませんよね。