彼岸花の花言葉2:あきらめ、悲しい思い出
赤い彼岸花にはマイナスの印象を与える花言葉もあります。
それは「あきらめ」と「悲しい思い出」です。
皆さんは彼岸花をどこで見かけますか。
最近は川沿いに一面に植えられている観光地もありますよね。
しかし彼岸花は昔から墓場に植えられることが多い植物でした。
その理由はモグラや害虫よけになるからです。
彼岸花は全草に毒が含まれている危険な植物でもあります。
かつては墓場に植えることで害獣や害虫から遺体を守る役割があったんですね。
そういった古来からの彼岸花の特徴によりこの「あきらめ」「悲しい思い出」という花言葉がついたと考えられます。
愛しい人と別れる葬式の時や埋葬する時に彼岸花の赤い色はそういった悲しい思い出を強く呼び覚まします。
きっともう二度と会えないというあきらめの気持ちもあるのでしょう。
悲しみや寂しさを強く印象付ける花言葉です。