シチリア島の川辺で発掘された後、アゲートと呼ばれていた天然石は、古代には石の割れた面が鋭利になることから石器の材料として重宝していました。
やがて、ローマ時代になると、カメオや印章を掘る道具として用いられていました。
また、古代から農民の間では農作物の豊作祈願の護符として、崇められてきました。
特に赤メノウは、活性化を意味することからも、人びとの魔除けのお守りとして利用されていました。
ページ: 1 2 3 4 5 6 7