6.自分の未来について占った時にペンタクルの2の逆位置が出た場合の意味
本来ペンタクルの2が逆位置となっているのは「迷いの終焉」「見通しの明るさ」を示すタロットです。
従って具体的な家族との関係、仕事での成功などに将来の不安があって占ったのならその懸念に対して下したあなたの選択は正しいものになるでしょう。
ただし特に具体的な心配もないままなんとなく「自分の将来は明るいのかな」と占って出た場合は少し解釈が変わります。
ペンタクルは「即物的価値」を示しています。
言い換えれば、目に見える価値です。
それが見定まってないうちに出てきたペンタクルの2の逆位置は、 その「裏と表」という基本的な機能が発揮され、良くない解釈「停滞」や「望まぬ択一」という負の面の意味合いが強くなります。
いつまでも変わらぬ「頽廃」が続く暗示かも知れませんし、なにかしたくないことをせざるを得ない環境に長く置かれる暗示かも知れません。
ただ救いなのはこのタロットの本来の意味はあくまで「迷いの終焉」、転じて「状況の好転」ということです。
仮に悪い暗示の方が現実のものとなっても、常に合理的に考え行動することで、その暗いトンネルからは程なく抜け出せるでしょう。