4.おみくじの結果次第で結ぶのかどうか?
おみくじには、大吉、中吉、吉、凶、大凶などがありますが、その結果によって結ぶかどうか気になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、結論として結果にかかわらず結んでも良いとされています。
まず、凶などの悪い結果が出た場合には、それを悲観的に考えるのではなく、悪いニュースではその場にとどまってもらえるように、さらに祈願するという意味でおみくじを結ぶことができます。
その際に、さらなる加護があることを願って結べば、少しでも安心感が得られるのではないでしょうか。
悪い運勢は持ち帰ることなく良い運勢へ転換してくれるようにという願いを込めて結べば、良いでしょう。
一説には、凶などの悪い運勢のおみくじが出た場合には、利き手とは反対の手で結ぶと良いとされています。
これは、利き手ではない手で結ぶのは、結びづらく困難ですがそれによって悪い運勢を消し去るパワーが得られるとも言われているからです。
一方、良いおみくじの場合は何となく有難いものだと感じる方も多く、大切に持ち帰りたいという方も多いでしょう。
もちろん、良い運勢が出た場合には一度持ち帰ってから、再度、境内へ行って結ぶのもオススメです。
結ぶことによっておみくじに書かれている通りの運が結べますようにという意味が込められるようになります。
一旦持ち帰った場合には、引いたのが帰省中、旅行先の場合にはそこの神社やお寺へいくと言うのが不可能になりますが、その際には、最寄りの神社などでも結んでも問題ありません。
結果的におみくじの運勢の善し悪しにかかわらず結ぶことは可能です。
初詣でその時だけ、おみくじの運勢を気にして読む方も多いでしょうが、バッグの中に入れてからは、そのまま粗末に扱ってしまったり、おみくじがあることすら忘れてしまったりする方も多いでしょう。
このような扱いをすることの方が返って粗末に扱うことになりますので、そうならないためにも、境内で結んでおくことの方が丁寧に願いを込められるようになるとも言えるでしょう。