2.縁切榎
都営三田線板橋本町駅の近くにある「縁切榎」は非常に有名な縁切りスポットです。
大きな榎の木があり、その木の脇の神社にお参りすることで悪縁が切れると言われています。
もともとはこの榎の木の向かいに「ツキ」の木があり「縁が尽きる」ということで悪縁切りのスポットとして江戸時代から人気を集め、婚礼の行列などは縁起が悪いからとここを通るのを避けたほどだと言われています。
昔は「榎の木の皮を削って別れたい相手の飲み物に混ぜるとよい」と言われていましたが、現在は榎の木を傷めるため、絵馬での願掛けが行われています。
別れたい相手のことを具体的に絵馬に書いて奉納すると縁が切れると言い、曖昧に書くと別れたくない人との縁も切れてしまうと言われていますので、絵馬に名前を書くときには注意しましょう。
絵馬は近所の商店などで販売されていますが、ペンなどは持参したほうがいいでしょう。