6.ピンクのムシトリナデシコの花言葉は「青春の恋」
日本では5月から6月にかけて咲く花で、元々は江戸時代に観賞用に輸入されたものですが、今はあちこちで繁殖して、道端でも群生しています。
ムシトリナデシコは漢字で書くと虫取り撫子です。
別名ハエトリナデシコ、ムシトリバナなどとも言われ、その名の通り虫が捕まってしまう事があります。
茎の上部に粘液を分泌する部分があり、そこに虫が付着してしまいます。
ただ食虫植物ではなく、花の蜜を盗むだけで受粉に関わらないアリを避けるためと言われています。
こうして虫を捕らえる事からムシトリナデシコ全般の花言葉は「罠」です。
ムシトリナデシコの花はほとんどは濃いピンクで、まれに白い花のものもあるのですが、このピンクの花の花言葉が「青春の恋」です。
青春の恋はまるで罠にかかるようだからというのが由来の様です。
ちなみにムシトリナデシコに捕まった小さな虫は動けなくなってそのまま死んでしまう事もあるそうです。
確かに青春の恋ってなかなか叶わないものかもしれませんね。