1.友引とは
友引は暦注項目の六曜の一つです。。
暦注とは、その日の吉凶を記載する項目のことで、六曜とは先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(さきまけ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう)のことを指します。
カレンダーにもよく小さくすみのほうに書いてありますね。
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口、この順番通りに一日ごとに巡ってきます。
ということは、一か月にだいたい4回から5回は六曜のどれか一つが巡ってくることになります。
友引も同様に一か月に4~5回のペースでまわってきます。
六曜には一つ一つ意味があり、ここでは友引について考えていこうと思います。
友引は先勝と先負の間にあり、本来は「何事も勝負がつかない日」とされています。
そして一日の中では昼間は凶です。
しかし朝と晩は吉とされています。
そして日本人の考え方で、お葬式をこの日に行うと「友を引く」=「友も死の国へ連れて行く」こととなり、友引に葬儀を行うことを嫌います。