暦の上で「寅の日」というのがあるのをご存知でしょうか?
この日は一言で言うと金運アップに良い日とされています。
そんな「寅の日」について、一体どのような日なのかを詳しく、さらにこの日にして良いことやしないほうが良いことを紹介します。
お金が出ていくばかりで貯まらない、宝くじを当てたい、というようなお金に関して困っている人にはオススメの吉日です。
1.寅の日とは
寅の日とは、十二支の寅にあたる日のことで十二日ごとに巡ってくる吉日のことを言います。
カレンダー上の寅の日がその日にあたり、一カ月のうちに2、3回巡ってくることになります。
虎の黄金色の縞模様が金運の象徴とされていて、いくつかある吉日の中でも特に金運に縁がある日とされています。
財運に関することを始めるのに良いとされている日です。
「虎は千里行って千里戻る」(とらはせんりいってせんりもどる)ということわざがあります。
虎は一日に千里の距離を走り、千里の距離を戻ってくることができるほど素晴らしい行動力を持っているということから、人や物などの勢いがとても盛んな様子を意味しています。
このことわざの「出て行ったものがすぐに戻る」という点から「出て行ったお金がすぐに戻ってくる」と考えられ、金運に良い日とされています。
寅の日は金運招来日、普段から金運を上げたいと思っている人にとっては必ずチェックしておきたい重要な日です。
この日に合わせて金運を上げる行動をしていきましょう。
2.寅の日は財運に関してのことをスタートさせるのに良い日
寅の日は財運に関してのことをスタートさせるのに良い日とされています。
新しいお財布を買い替える時にはこの虎の日を選びましょう。
さらに、お財布を使い始める日もこの日にするとさらに良いです。
金運アップにとても効果的です。
そろそろ新しいお財布がほしいなと思っている人は寅の日を調べてください。
その日に購入してすぐに使うというのも良いですね。
「出て行ったお金がすぐに戻ってくる」ということから、寅の日に宝くじを購入する人も多いです。
出て行ったお金がもしかしたら何倍にもなって戻ってきてくれるかもしれません。
夢や期待を膨らませながら、この日を選んで宝くじにチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
また、この日に出かけると安全に帰ってくることができるという考えから、寅の日は旅立ちにも良い日とされています。
旅行の出発の日には寅の日に合わせてみましょう。
月に数回あるので予定も立てやすいかと思います。
無事に帰って来られるというゲン担ぎをしながら安心して、思いっきり旅行を楽しみましょう。
同じく、旅立ちの意味として、引っ越しにも良い日とされています。
引っ越しの日に大安を希望する人は多いので、大安の日取りがなかなか取れないということもあると思います。
そのような時は寅の日を選んでみるのもオススメです。
大安の日と寅の日が重なっている日があればとても良い引っ越し日和になりそうですね。
3.寅の日は入籍や結婚に不向き
寅の日に不向きとされていることもいくつかあります。
まず、入籍や結婚は控えたほうがよいです。
「出て行ったものが戻る」という考えは悪いことにも当てはまります。
「嫁いで行ったお嫁さんが実家に戻ってしまう」ということにつながり、離婚をイメージしてしまいます。
できれば離婚はしたくありません。
寅の日の婚礼行事は避けておきましょう。
また、葬儀も寅の日は控えてください。
「死者が戻ってきてしまう、成仏できない」とされるからです。
大切な人がこの世に戻ってきてしまって彷徨うことがないようにしたいです。
あと、気をつけておきたいことがあります。
すべての寅の日が良いとは限らないことです。
カレンダーをしっかりとチェックしてみてください。
その日が寅の日だったとしても仏滅の日が重なっている場合は要注意です。
このように良くない日と重なってしまっている日は、物事をスタートさせないほうが良いと言われていますので気をつけてください。
すべての情報がしっかりと記載されているカレンダーを使うようにして、本当に良い日かどうかをしっかりと見極めて行動していきましょう。
寅の日にやっていいことと悪いことを知ろう
このように、「寅の日」は金運アップの日や旅立ちに良い日ということがよくわかりました。
世間的に寅の日を知っている人はそこまで多くないと思います。
知っているのと知っていないのとでは大きな差があります。
今回寅の日を初めて知った方はぜひ、まだ知らない家族やお友達にも教えてあげてください。
生きていく上での様々な行動をする時に、良い日や悪い日があるということを知っておくことでその後の人生が大きく変わっていくかもしれません。
人生がより良く、豊かになることを願って、暦の上での吉日をうまく使ってどんどん運気をアップさせていきましょう。