【藤】花言葉は「優しさ」「歓迎」「佳客」。藤の花言葉とその由来を知ろう

最終更新日:2019年8月14日

藤は平安時代の頃より日本人とはとても深い縁をもつ花です。

毎年5月頃にはお寺や日本庭園などに咲く美しく香しい花を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

そんな藤には沢山の花言葉があります。

今回は藤が持つ花言葉について占い王子が詳しくご紹介します。

1.藤の花言葉は「優しさ」「歓迎」「佳客」「けっして離れない」「忠実な」「恋に酔う」

色や種類に関わらず藤の花全体が持っている花言葉は、大きく分けて6つあります。

1つ目は「優しさ」、2つ目は「歓迎」、そしてちょっと耳馴染みのない言葉でもある「佳客」と続き、「けっして離れない」「忠実な」「恋に酔う」となっております。

どの花言葉もたおやかで優し気な藤の花にはよく似合っている花言葉ですよね。

これらの花言葉について詳しく見ていきましょう。

2.藤の花言葉、「優しさ」「歓迎」「佳客」とは?

藤の花は多くの場合、藤棚に植えてありますよね。

藤棚から垂れ下がる美しい藤の花は、世代をこえて人気があります。

立派な藤棚を持つお寺や公園などは「藤まつり」の会場となっているような場所も全国にたくさんあるんですよ。

さて、そんな藤の花の特徴として挙げられるのが、藤の花の独特な花姿です。

藤の花はまるでぶどうの房のように垂れ下がって咲くことで知られています。

そのため、藤の花が満開のときにはまるでカーテンやアーケードのように訪れる人の頭上を優しく包み込んでくれますよね。

背の高い人はそうした特徴を持った藤の花が、頭にあたったこともあるのではないでしょうか?

しかし、その経験はとても心地の良いものだったはずです。

藤の花の房はとても柔らかく心地よいひんやり感があるのが特徴です。

そのため、頭にあたったとしてもふわっとやわらかく、初夏の暑い時期には逆に気持ちが良かったと記憶されている方が多いのではないでしょうか?

そういった藤の花の持つやわらかさが「優しさ」という花言葉につながっているのです。

また、藤の花にはなんともいえない素晴らしい香りがあるのをご存知ですか?

藤の花の香りは、甘い蜜のようななんともいえない懐かしさのある香りです。

その甘い香りは、藤棚を訪れる人々を心地よく包み込んでくれます。

まるで甘い香りが訪れる人たちを温かく迎え入れてくれているかのようです。

また、藤の花は古くから「振袖」や「振袖を着た女性」に例えられることが多々あります。

振袖を着た女性が男性をあたたかく迎え入れてくれているイメージです。

こういった藤の花の特徴から、「歓迎」という花言葉が生まれました。

また、藤の花の花言葉のひとつである「佳客」とはいったいどういった意味なのでしょうか。

佳客とは、「好ましいお客様、よいお客さん」という意味の言葉です。

つまり、藤は私たちにとっても「よいお客さん」ですし、また藤にとっても私たちを「好ましいお客様」として迎えてくれているわけです。

3.藤の花言葉、「けっして離れない」「忠実な」「恋に酔う」とは?

藤の花言葉には「けっして離れない」「忠実な」という意味もあります。

藤の花のツルを注意して見たことはありますか?

藤の花のツルはその花からは想像がつかないほど力強く、近くの木や藤棚にしっかりと巻き付きながら成長します。

力強いツルはとても立派ですので、ちょっとやそっとの力では引きはがすことができません。

藤のツルがもつそういった特徴が、「けっして離れない」という藤の花言葉の由来となっているのです。

また、藤の花言葉のひとつである「忠実な」という花言葉も、この藤のツルが持っている特性から生まれたものだとも考えられています。

一度誰かのそばにいると決めたら、けっして離れず最期のときまでそいとげる…そういった忠実なイメージをもつ藤の花は、結婚のお祝いなどにも喜ばれる花です。

また、藤の花には「恋に酔う」という花言葉もあります。

これは、先ほども説明した藤の花が持つ魅惑的な香りに由来していると言われています。

藤の花の香りは、ほかの花に比べるととても強く、藤棚のまわりには濃密な香りが充満しています。

その香りはとても甘く、私たち人間だけでなくミツバチやクマンバチなどの昆虫も惹きつけてしまいます。

そういった甘くついつい酔ってしまいそうなその濃密で魅惑的な香りが、藤の花の花言葉のひとつである「恋に酔う」の由来になっていると言われています。

4.白い藤の花言葉は、「あなたを歓迎します」「可憐」「懐かしい思い出」「恋に酔う」

藤の花には、その色によって違った花言葉が存在します。

白い藤の花の花言葉は、「あなたを歓迎します」「可憐」「懐かしい思い出」「恋に酔う」の4つです。

「あなたを歓迎します」と「恋に酔う」は、藤全般が持っている花言葉と基本的に同じですね。

白い藤の花が持つ固有の花言葉としてまず挙げられるのが、「可憐」です。

藤の花は、小さな花がたくさん集まって房になっているという特徴を持っています。

その小さな花たちはひとつひとつがとても愛らしいのです。

白い藤の花をよく見てみてください。

小さな真っ白のお花が肩を寄せて集まっているような花姿は、まさしく「可憐」だと言えるでしょう。

また、白い藤の花には「懐かしい思い出」という花言葉もあります。

藤の花の甘い香りをかいでいると、なんだか懐かしい気持ちになってきます。

藤の花の香りはなにか昔の記憶を思い起こさせてくれるようなふしぎな作用を持っているのです。

幼い頃に嗅いだお母さんの香水の香りを思い出させるのかもしれませんし、子どものころに食べたおいしいお菓子の香りの記憶なのかもしれません。

また、「白」という色は「子ども」や「少女」など、純真無垢な幼さをあらわすものでもあります。

こういった要素が重なり、白い藤の花には「懐かしい思い出」という花言葉が与えられたのかもしれません。

5.ムラサキの藤の花言葉は、「あなたの愛に酔う」

白い藤よりも一般的なのが、このムラサキの藤でしょう。

ムラサキの藤は、「あなたの愛に酔う」という花言葉を持っています。

藤全般の花言葉として、「恋に酔う」というものがありましたね。

けれど、ムラサキの藤の場合には、「あなたの愛に酔う」となってきます。

まず、「あなたの」ということはだれか相手が存在することを意味します。

誰かがあなたに「愛」を向けてくれているのです。

「恋」ではなく、「愛」だということがとくに注目していただきたいポイントです。

恋というのは、あなたから相手に向けられた一方通行の感情です。

もちろん両想いの恋の場合には、相手からもあなたへ向かって恋の感情が向けられているでしょう。

けれど、恋はあくまでもお互いにとって一方通行だということができます。

なぜなら、恋はまずは自分の気持ちを第一に考えた感情だからです。

しかしながら、愛は違います。

愛は大切な相手を包み込むような深い感情です。

愛は恋とちがって、自分の気持ちはそれほど重要ではありません。

愛においていちばん重要なのは、「相手の気持ち」です。

あなたが誰かを愛したことがあるならば、この違いがよくわかるはずです。

ムラサキの藤の花には「あなたの愛に酔う」という花言葉があります。

つまり、あなたから向けられた愛が深すぎて、そんな幸せに酔ってしまうというイメージです。

私たちを包み込んでくれる藤にぴったりな花言葉ですね。

藤の花言葉を知ろう

藤の花言葉には、相手を想う優しさや誰かを歓迎する懐の深さがあるということをご紹介しました。

大切な人と藤の花を観賞して、ぜひ愛を深めてくださいね。

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