1.北側・北東側にあるトイレの色について
中国の思想である五行説では東西南北とそれらの間に一つずつ方位を足した、いわゆる八方にそれぞれ意味があるとしています。
トイレの位置関係においてもそれらは当てはまるようで、推奨される色もその位置関係によって変わってくるとされています。
では、各セクションにつき2つずつで見ていきましょう。
まず、家の中心から見て北側にあるトイレは水の気があるとされ、特に体を冷やす作用がが強く働き、健康面において悪影響を及ぼすと言われています。
そんな冷たい気を払うためにも、暖色、つまりオレンジやピンク、白などの暖かさを感じる色を積極的に取り入れていくのが望ましいとされています。
使用するトイレマットも厚めにし、体があまり冷えないようにしておくのも良いでしょう。
そして北東にあるトイレには土の気があるとされていますが、新しい気を取り込む始まりの方角とされております。
この方位はまたの名を「鬼門」と言い、ここの管理が杜撰であると瞬く間に運気が急落してしまう恐れがあるとされております。
そのため、白などの邪気を払う力が強い色で統一し、悪い気などが入って来れないようにすることが極めて重要であるとされています。
勿論、掃除も怠らないようにし、キレイなトイレ環境を保っていくことも肝要となってくるでしょう。