5.イトスギ
イトスギの花言葉は「死」「哀悼」「永遠の悲しみ」「絶望」と悲しく恐ろしい花言葉が並びます。
イエスキリストが磔(はりつけ)に十字架は、イトスギで作られたという話が有名です。
このことからイトスギは「死」を連想させる花言葉がついたのです。
またギリシャ神話にもイトスギは度々登場し、神話の中でも死を意味しています。
ある神話では島中の人々なら大切にされていた金色の角をもつ雄鹿とキュパソリッソスという少年は、とても仲が良くいつも一緒にいました。
ところがある日キュパリッソスが槍投げをしたら、仲の良かった金色の角を持つ雄鹿に槍が刺ってしまい雄鹿は死んでしまいました。
あまりのショックにキュパリッソス神様に「永遠の嘆き悲しみ」を願いました。
するとキュパリッソスの身体はイトスギに姿を変えられてしまったのでした。
この話からイトスギの花言葉は「永遠の悲しみ」となったと言われています。