4. ドクニンジン
ドクニンジン(毒人参)は「あなたは私を死なせる」という花言葉を持ちます。
この他には「死も惜しまず」「裏切り」「悪意」という意味の花言葉もあります。
ドクニンジンはその名の通り、根にも茎にも葉にも花にもアルカロイド系の毒を有しています。
ドクニンジンの毒が体に回ってしまうと、激しい嘔吐や神経麻痺、呼吸困難を起こしてしまう可能性もあり、最悪の場合は命を落とす場合もあります。
ドクニンジンの花は白く可憐な花なのですが、可愛らしい花の姿に似合わず強力な毒を持つドクニンジンの特性から「裏切り」「悪意」そして「あなたは私にとって死を意味する」といった恐ろしい花言葉がつけられたのです。
またドクニンジンは、哲学者ソクラテスの死刑執行にも使われたと言われています。
ソクラテスは逃げることも出来たのに、自らの信念を貫くためドクニンジンによる死刑受け入たと言われており、このことから「死を惜しまず」という花言葉もうまれました。
ドクニンジンな茎には赤い斑点があるのが特徴なのですが、この赤い斑点は「ソクラテスの血」とも呼ばれています。