4.甲子の年柱・月柱・日柱・時柱ごとの性格
年柱(幼年期)における甲子の性格は、自我が強いわりにはそれを押し通す事は無く、周りに合わせるなど集団での行動を優先する傾向にあります。
そのため年柱の甲子はリーダーが不在だと振り回される事になります。
目立つ事を嫌いますが、集団の中に入る事で存在感を見せる時もあります。
月柱(成人してから中年期)における甲子の性格は、コツコツと努力し積み重ねていくことができるタイプです。
その結果、集団行動をする中で自らのポジションを確保出来るようになります。
ただし、リーダーが強引なタイプだと振り回されてしまう傾向があります。
月柱の頃に何か熱心に打ち込める事を見つけられると、甲子の人は仕事で大成する可能性があります。
日柱(生涯)の性格は、存在感があり鋭いセンスをも持ちあわせているのに、不安が尽きる事がないというものです。
ただし、自信が持てないままでもそれが学ぶ意識に繋がり、やがては利点となります。
甲子は努力ができる人ですので、不安によって成長することができるのです。
優柔不断な所があるため、相談出来たり頼れる存在を見つけると精神面や運気が安定します。
時柱(老年期)の甲子の性格は、子供や目下の人であったり赤の他人の意志に流されやすく、決断力の無さがより強く出る傾向があります。
これまでの努力により培ってきた経験や能力はあるため、周囲には重宝されます。
自らの意思をしっかりと持つと、幸せな老後を過ごすことができるようになります。