周りにいる人の中で、これから何かを始めようとしている人や、何かに挑戦しようと考えている人はいませんか。
そうした人には挑戦を応援するためにお花を贈ってあげたですよね。
しかし相手の好きなお花や似合うお花が分からなかったり、花言葉がたくさんあってわからず失敗してしまいがちです。
そこで今回はこれから人に捧げるのにぴったりな「挑戦」にまつわる花言葉を持ったお花をご紹介します。
挑戦を応援する花1.赤色のガーベラ
ガーベラは、別名クレオパトラと名付けられるほど、はっきりとした色合いや凛としたたたずまいで美しさを持ち合わせています。
形や開花の時期などの関係で「希望」や「前向き」などのポジティブな花言葉が多数あるガーベラは、色によっても意味が異なります。
その中でも赤いガーベラの持つ花言葉は「限りない挑戦」。
ガーベラの花言葉の一つである「常に前進」の意味と、赤色から連想される美しく熱いハートが混ざってこの花言葉になっています。
これから何かに挑戦しようとする熱いハートの人にはぴったりの花言葉かもしれませんね。
挑戦を応援する花2.タンジー
タンジーは夏頃にヨーロッパを中心に美しく開花する、まぶしいほどの黄色が特徴的な美しいお花です。
西洋では虫よけとして床に敷いたり、窓際に吊るして虫を防ぐなど、古くから人々の生活の中に浸透しています。
また、ヨモギのような香りがすることから、和名では蓬菊(ヨモギギク)とも言われます。
そんなタンジーの花言葉の1つが「挑戦する」。
他にも、虫をも寄せ付けないタンジ―の性質から、「あなたとの戦いを宣言する」や「抵抗」などの力強い花言葉がつけられています。
これから何かしらの困難が想定されるような人、そんな苦しい状況にも抵抗して力強く戦ってほしいと思う人に贈るには最適なお花かもしれませんね。
挑戦を応援する花3.アフリカンマリーゴールド
マリーゴールドは花期が長く、花の見た目も鮮やかな美しいお花です。
また、枯れることがあまりないので観賞用にはもちろん、他にも延焼や美肌に効果があるのでハーブとしても利用されるため、人々の生活に身近なお花です。
そんな多様な使い方ができるマリーゴールドには様々な花言葉があり、色や形、種類の違いによってすべて意味が異なっています。
そんな数多い種類の中でもアフリカンマリーゴールドは、「逆境を乗り越えて生きる」という花言葉を持ちます。
何かに挑戦する人には、不安や悩みを抱えている人や困っている人も多いと思います。
そんな人にメッセージ性のあるこのお花を贈ってみるのもいいかもしれませんね。
ただしマリーゴールドは古くからキリスト教との関係が深いお花で、キリスト教では黄色を裏切り者のユダの服の色を指す意味もあります。
そのため、上記以外にも「絶望」や「悲しみ」などの人には贈ってはいけない花言葉を持っています。
もし人に贈るのであれば、勘違いされないように気を付けなければいけません。
挑戦を応援する花4.グオリオサ
グオリオサはラテン語で「見事な」という意味の言葉を語源としたお花で、これは燃え盛る炎のような鮮やかな色と、波打つように反り返った華やかな姿が由来です。
英語でもその美しい姿から、「栄光のユリ」や「炎のユリ」などとも呼ばれています。
そんなグオリオサの花言葉は「栄光」と「勇敢」。
原産地は熱帯アフリカや熱帯アジアなど、暑く厳しい場所でも華やかに咲き誇る姿から、これらの花言葉の意味がつけられています。
何かに挑戦する人は、その先の不安を持ちつつも強く立ち向かっていく姿は、このグオリオサに似た美しさがあるのではないでしょうか。
そんな強く美しい人に贈るには最適なお花です。
挑戦を応援する花5.アルストロメリア
アルストロメリアは色鮮やかな花びらを持ち、存在感が抜群に良い初夏のお花です。
鮮やかな花びらの内側には、線状の斑点が入っていて異国風の花姿は、とてもエキゾチックで美しいのが特徴的です。
また色の種類も豊富なので花言葉も色によって様々です。
そんなアルストロメリアの全般的な花言葉は「持続」と「未来への憧れ」。
アルストロメリアはその花もちの良さから、「持続」の花言葉がつけられ、存在感の強く美しい様は人々の憧れの的だったのではないでしょうか。
何かに挑戦する人の背中は強く美しく見え、明るい未来を憧れているようにも感じられるのではないでしょうか。
またアルストロメリア全般には日本語の花言葉と西洋の花言葉では少し意味が異なります。
西洋の意味の1つに「friendship(友情)」があり、裏の意味として、何かに挑戦する人への友情の証として贈るにも素敵かもしれませんね。
挑戦を応援する花6.ポインセチア
ポインセチアは冬の花で、クリスマスを飾る代表的なお花です。
17世紀にメキシコに住み着いたフランシスコ修道会の僧たちがポインセチアの色と開花時期から、「赤はキリストの血」と「緑は農作物」を表しているとして、キリストの誕生祭の行列に使うようになったことから、誕生花がクリスマスになっています。
キリスト教との関わりがあるために、花言葉のほとんどが自分ではない誰かに捧げるようなものばかりです。
そんなポインセチアの花言葉の1つが「幸運を祈る」。
他にも、ポインセチアの燃えるように鮮やかな朱紅色の見た目から、「私の心は燃えている」、メキシコの先住民族は輝くような赤色を清純のシンボルとして「清純」という意味が与えられています。
何かに挑戦する人には、どこか心細いと感じる部分があったり、自分を待ってくれている人や自分の味方となってくれる人を求めているのかもしれません。
そんな人にささやかでも自分の気持ちを伝えるのに、ポインセチアを贈るのも素敵かもしれませんね。
またポインセチアには、「be of good cheer(元気を出して)」という西洋の花言葉の意味が別にあります。
何かに挑戦する人への励ましのメッセージとして贈るのもいかがでしょうか。
挑戦を応援する花7.リアトリス
リアトリスはネイティブ・アメリカンによって薬草と用いられるため、「医者」という意味の言葉を語源に持つなど、人々の生活にも関わりのあるお花の1つです。
また、英語での別名は「光り輝く星」などと名付けられるほど、人々の印象に残るお花でもあります。
そんなリアトリスの花言葉の1つが「燃える思い」。
リアトリスの花が風に揺れている姿が、松明の火が揺らめいているようにも見えるその特徴的な花の姿から、この意味がつけられています。
何かに挑戦する人の思いは熱く力強いものがあり、またその人を応援するこちらの熱い思いが相手に届くように贈るのも素敵ではないでしょうか。
また、まっすぐに空に向かって長くまっすぐに伸びていくるから、「向上心」という意味の花言葉もつけられています。
何かに挑戦する人のそのまっすぐな姿勢や向上心はリアトリスの花姿や花言葉に似たものがあるのではないでしょうか。
またリアトリスのように熱い気持ちがまっすぐ伝わるかもしれませんね。
花言葉で「挑戦」を意味する花を贈ろう
何かに挑戦する人に贈る花言葉は数多くあります。
そのままの「挑戦」という意味を持つお花や挑戦する人に対してのメッセージを伝えるお花など様々です。
お花にはそれぞれの個性的な花の美しさや魅力があるように、その花に合う素敵な花言葉がそれぞれに存在します。
その見た目や花言葉を考慮して、相手に合ったお花や相手への自分の気持ちに合ったお花を贈るのがいいのではないでしょうか。
また、「挑戦」とは様々な不安要素と隣り合わせなように、全く違う意味を持つ花もあるので何かのメッセージを添えて贈るのも素敵かもしれませんね。