花は見ているだけで幸せを感じさせてくれます。
そんな花たちの中でも今回は「幸せ」というとても素敵な花言葉を持っている花たちをご紹介します。
幸せな気分をさらに盛り上げたい時や、幸せを呼び込みたい時など日常の中のエッセンスとして、これからご紹介する花たちを取り入れてみましょう。
また一緒にいて幸せである事を伝えたり、幸せになってほしいという気持ちを込めてこうした花を贈る事もオススメします。
花言葉が「幸せ」な花1:白くて可愛いかすみ草
かすみ草は、「幸せ」という花言葉の他に、「無垢の愛」「感謝」という花言葉を持っています。
かすみ草だけを集めて作ったブーケも素敵ですが、フラワーアレンジメントに加えればとても素敵な存在感を出してくれます。
そのため他のロマンチックな花言葉を持つものと組み合わせれば、メッセージ性も強まります。
そんなかすみ草は、白くてふわふわした小さな花をいくつもつけるとても可愛らしい花です。
5月〜7月に見頃を迎える花です。
フラワーアレンジメントの名脇役としても人気がありますが、その可愛らしさからウェディングドレスと合わせて持つブーケに使用される花としても人気があります。
ナデシコ科ジプソフィラ属という種類に分類され、原産国はアジア、ヨーロッパです。
和名では、満開になった白いふわふわとした花たちが霞のように見えたことか「かすみ草」という名前がつけられています。
一番メジャーなものは白色のかすみ草ですが、種類によっては薄ピンク色のものもあります。
また、近年ではかすみ草にあえて青やピンク、黄色など鮮やかな色に着色をしてあるものも人気が出ています。
花言葉が「幸せ」な花2:春を感じさせるチューリップ
チューリップには、「幸せ」という花言葉の他に、「思いやり」という花言葉を持っています。
色の種類が豊富なため、赤色には「愛の告白」、ピンク色には「愛の芽生え」、紫色には「不滅の愛」という心が踊るようなロマンチックな花言葉を持っています。
様々な種類を組み合わせてブーケにして贈ったり、家の花瓶に生けてもとても素敵な演出になります。
植物園でも、チューリップの開花を祝ってお祭りを催しているところが多いので、エネルギーをもらいにでかけてみても良いですね。
そんなチューリップは、3月〜5月に見頃を迎える春を代表する球根植物の一つです。
色とりどりのチューリップは、花びらの種類も豊富にあります。
フリンジのようになっているものや、百合のような形の花びらまであります。
また咲く時期も、早咲き、普通咲、遅咲きと3種類に分かれています。
咲く時期が違うチューリップの球根を寄せ植えすれば春の間中、その可愛らしい姿を楽しむことができます。
チューリップは、ユリ科チューリップ属という種類に分類され、原産国はトルコです。
花言葉が「幸せ」な花3:香り高いクチナシ
クチナシには、「幸せ」という意味でも、「とても幸せです」「慎ましい幸せ」という花言葉を持っています。
クチナシの花の香りを胸いっぱいに吸い込めば、日常のひと時にも大きな幸せを感じられます。
庭木を考えていらっしゃる方には選択肢の一つとしてオススメです。
そんなクチナシは、美しい純白の花を咲かせます。
1輪が大ぶりで合計6枚の花びらで構成されています。
香り高いことが特徴的で、その香りはジンチョウゲ、キンモクセイに並んで三大香木として多くの人に愛されています。
その香りはとても甘く、香水にも好んで使用されます。
ジャスミンの香りに似ていることから、英名ではケープジャスミンとも呼ばれています。
クチナシは6月〜8月にかけて見頃を迎える花です。
アカネ科クチナシ属という種類に分類され、原産国は日本、中国、台湾、インドネシアです。
クチナシは、常緑低木という種類で庭木として栽培されることが多いです。
クチナシは特徴的な名前ですが、由来は諸説あります。
よく言われるのは、秋になって橙色の実をつけ、熟してもその実が裂けることがないところから「口が開かない」に派生してクチナシを呼ばれるようになったという説です。
花言葉が「幸せ」な花4:多肉の葉が可愛いカランコエ
カランコエには、「幸せ」という花言葉の中でも、「幸せを告げる」という意味の花言葉を持っています。
落ち込むことが多かったり、忙しくてネガティブな思考に陥りやすくなっている時には、部屋の片隅にカランコエを置いてみてください。
ふと気づくとカランコエの花がいくつも咲いて、あなたに幸せが訪れ始めていることを伝えてくれます。
そんなカランコエは多肉植物の仲間です。
葉にはフリンジがありますが、緩やかで丸みがありぷくっとした多肉の葉でとても可愛らしいです。
その上に、小さくて可愛らしい花を沢山咲かせます。
カランコエには、赤、ピンク、黄色、白など様々な種類の色があります。
どれもとても鮮やかな発色をしていることが特徴であるため、置いてあるだけであたりを明るい雰囲気にしてくれます。
カランコエは、1月〜5月に見頃を迎える花です。
ベンケイソウ科カランコエ属という種類に分類され、原産国はアフリカ南東部、アラビア半島、東南アジアです。
もともと暖かい国の植物なので、冬の寒さに弱い植物です。
多肉植物の場合は、家の中で楽しまれる方が多いと思いますが、外に置いて楽しむ場合は温度の変化に注意していきましょう。
花言葉が「幸せ」な花5:華やかなアザレア
アザレアは「幸せ」という花言葉の中でも、「あなたに愛されて幸せ」「恋の喜び」という花言葉を持っています。
華やかなアザレアの姿は、愛に満たされている様子をよく表しています。
恋人や配偶者、家族への感謝を込めて玄関や庭先にアザレアを置いてみても素敵です。
見る人全てにその幸せと喜びが伝わっていきます。
そんなアザレアは、一度に沢山の花を咲かせるとてもボリュームのある花です。
見た目のインパクトが大きく派手で目立ちます。
花びらはフリルのように広がり見る人の注目を集めます。
色は、ピンクのものが人気でよく流通していますが、他にも白、赤、紫の色がありどれも明るめの色をしています。
この華やかさから、20世紀に日本を含め、ヨーロッパなどで流行しました。
アザレアは、4月〜5月に見頃を迎える春の花です。
今まで、寒い時期には色合いが少なく茶色と緑だった庭先も、アザレアを飾ることで雰囲気が変わるため、一気に春の訪れを感じられます。
ツツジ科ツツジ属という種類に分類され、原産国は日本、中国、台湾です。
アザレアのもともとの交配親は、日本原産のツツジなので、アザレアという外国名が付いていますが見た目はツツジととてもよく似ています。
花言葉が「幸せ」な花6:蝶々のような胡蝶蘭
胡蝶蘭には、「幸せ」という花言葉の中でも、「幸せが飛んでくる」という花言葉を持っています。
その姿が蝶々に似ていることから、蝶々が飛んでくるように幸せが飛んでくる姿をイメージして花言葉がつけられています。
大切な人へ花の贈り物を考えた時に、この思いを込めて贈るとオススメです。
そんな胡蝶蘭は、大ぶりな花びらと温室で丁寧に育てられることからお祝いや贈答用として長年人気の高い花です。
その花の姿には、上品さや気品が漂い高級感もあるため、店舗の開店祝いに送られるスタンド花のアレンジメントにも多く取り入れられています。
胡蝶蘭の名前の由来は、その名にも入っているように花びらの形が蝶々に似ていることからきています。
胡蝶蘭は、1月〜5月に見頃を迎える花です。
ラン科ファレボプシス属という種類に分類され、原産国は東南アジアです。
もともと熱帯地域が原産の花なので、寒さにはとても弱いです。
このため、温室で主に栽培されており、現在では温度管理によって通年でその姿を楽しめるようになりました。
胡蝶蘭には、大きな花びらのものと、中くらいの大きさの花びらの2種類があり、その咲き方にも、同じ方向を向いて咲くものとそれぞれが違う方向を向いて咲くものがあります。
よく贈答用として私たちが見かける胡蝶蘭は、同じ方向を向いて咲くタイプの胡蝶蘭です。
花言葉で「幸せ」を意味する花を知ろう
今回は、「幸せ」という意味の花言葉を持つ花たちをご紹介しました。
この花たちの中には、その姿から幸せを感じさせるような可愛らしさやインパクトがありました。
ぜひ、日常の中のエッセンスとして、見るだけで幸せな気分になる花たちの中でも、特に幸せを運んできてくれるこの花言葉を持つ花を選んでみてください。