華やかな香りと美しい花姿で見ているものを笑顔にしてくれるフリージア。
春になるとフラワーショップでよく目にしますよね。
フリージアにはどのような花言葉があるのでしょうか。また、その由来はどのようなものでしょうか。
今回は「フリージアが持つ花言葉」を詳しく解説します。
1.フリージアの花言葉は「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」「感謝」「友情」
すべてのフリージアが持っている花言葉は、「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」「感謝」「友情」です。
シンプルでおおらかな花姿のフリージアはかわいらしい印象です。
バラやラナンキュラス、ボタンなどと並べてみるとわかるように、フリージアはあまり豪華なイメージはありません。
けれどその代わりに、まるで無邪気な子どものような純粋さや素朴なかわいらしさを感じることができます。
また、フリージアが持つまるでフルーツのようにみずみずしい香りは、とてものびやかではじけるような魅力がありますよね。
その魅力はまるで元気いっぱいの女の子のようです。
そんなフリージアが「あどけなさ」という花言葉を持っているのも納得がいくかと思います。
また、フリージアには「純潔」という花言葉もあります。
純潔とは、「心身にけがれがなく清らかである」という意味ですが、これはフリージアの持っているあどけないかわいらしさが、純真無垢な少女をイメージさせるからかもしれません。
そのためフリージアは、子どもさんへのプレゼントや、まだ成人する前の女性への贈り物にもぴったりでしょう。
そして、「親愛の情」という花言葉も持っているフリージアですが、親愛の情というのは「親しみやすさや親近感などといった相手への好意や気持ちを表現したもの」です。
簡単に言うと、「私はあなたに好意を持っていますよ。
親近感を持っていますよ」という気持ちを表現するということですね。
好感を抱いている相手にフリージアを贈ることで、あなたの相手への親愛の情を表現できそうです。
フリージアには、「感謝」「友情」という花言葉もありますので、日ごろの感謝の気持ちを伝えたいときや、大好きなお友だちへのお誕生日プレゼントなんかにももってこいです。
2.黄色のフリージアの花言葉は、「無邪気」
フリージアはお花の色によって、それぞれ違った花言葉を持っています。
フリージアを代表する色としてもっとも代表的で、人気があるのが「黄色いフリージア」です。
黄色いフリージアが持っている花言葉は、「無邪気」です。
フリージアの花姿はとてもシンプルでみずみずしいですよね。
バラやボタン、ラナンキュラスなどが、「きちんとメイクをして、華やかなお洋服をまとった大人の女性」だとすれば、フリージアは「まだメイクを覚えていない、子ども服を着た女の子」というイメージなのではないでしょうか。
とくに黄色は、「幼さ」や「かわいらしさ」などの「少女性」を意味している場合が多いですので、黄色のフリージアに「無邪気」という花言葉はぴったりだと言えるでしょう。
3.白いフリージアの花言葉は「あどけなさ」
黄色や赤などに比べて、フラワーショップでもあまり見かけることのない「白いフリージア」。
まるで雪か砂糖菓子かなにかのように真っ白で、けがれのない美しさを持っていますよね。
そんな白いフリージアの花言葉は、「あどけなさ」です。
あどけなさとはつまり、「無邪気でかわいらしいこと」を指します。
フリージアの素朴でシンプルだけれどほかのお花にはない独特の魅力がある花姿は、本当に少女のようでかわいらしいです。
また、白という色はけがれなさや、純真さ、素直さなどの象徴でもあります。
その2つの特徴を持っているということもあって白いフリージアは、あどけなさという花言葉を持っているのです。
赤ちゃんが生まれたばかりのお友だちなどにプレゼントするのもいいかもしれませんね。
4.赤いフリージアの花言葉は「純潔」
「赤いフリージア」は、庭先などでもたまに見かけることがありますよね。
シンプルな花姿に、はっとするような赤が映えるフリージアは、とても印象の強いお花です。
そんな赤いフリージアの花言葉は、「純潔」です。
純潔とは身体にも心にもけがれがないということですが、赤いフリージアのそのくもりのない花姿には、確かに誰の手にも汚されないような美しい強さも感じられます。
黄色や白のフリージアよりも、少し大人な印象の赤いフリージアは、幼さに加えて少しだけ「強さ」も持っています。
「純潔を守る」という少女に芽生えた意志の強さのようにも感じます。
5.むらさき色のフリージアの花言葉は「あこがれ」
「むらさき色のフリージア」は、凛とした魅力を持っています。
そんなむらさき色のフリージアの花言葉は、「あこがれ」です。
むらさき色のフリージアには、黄色や白のフリージアにはないような大人っぽさがあります。
また、赤いフリージアが持つような力強さとはまたちょっと違った魅力を持っています。
むらさき色のフリージアは、赤いフリージアがもつ力強さや意志の強さの代わりに、不思議な妖艶さや色っぽさ、ほかの人を近寄らせないような凛としたイメージを持っています。
むらさき色のフリージアは、まるで自分のことは多くは語らず、あまり人とのかかわりを持たないような凛とした美しさがある孤高の女性のようです。
そんなむらさき色のフリージアの花言葉があこがれだということにも納得できるでしょう。
少女が凛とした大人の女性にあこがれる気持ちだったり、みんなからのあこがれの対象としてほかの人と交わらずにひとりで立っている美しい女性がイメージされます。
自分のあこがれの人に差し上げてみるのもいいかもしれませんね。
6.薄むらさき色のフリージアの花言葉は「感受性」
フリージアには、薄むらさき色のお花もあります。
あまり見かけることのない珍しいカラーですよね。
「薄むらさき色のフリージア」は、むらさき色のフリージアとはまたぜんぜん違った美しさを持っているから不思議です。
薄むらさき色のフリージアには、むらさき色のフリージアが持っている妖艶さやセクシーさはあまりありません。
また、むらさき色のフリージアから発せられている近寄りがたい孤高のオーラもあまりないことが多いのです。
けれど、薄むらさき色のフリージアには、ほかのフリージアにはない芸術的で個性的な美しさが宿っています。
薄むらさき色のフリージアは、まるで天使が作ったアート作品のようです。
それくらい薄むらさき色の花は、この世のものとは思えないほどの浮世離れした美しさがあります。
薄むらさき色のフリージアを見つけたあなたは、ついつい見入ってしまい、その美しい色を思わずのぞきこんでしまうことでしょう。
そして、その美しさに吸い込まれてしまいそうな不思議な感覚をおぼえるかもしれません。
それはあなたの感受性が薄むらさき色のフリージアによって大きく刺激されているからです。
薄むらさき色のフリージアの花言葉はまさしく「感受性」です。
多くの人の感受性に訴えかけるようなとても不思議な魅力を持っている花、それが薄むらさき色のフリージアです。
芸術的なセンスがある方へのプレゼントとしてもきっと喜ばれることでしょう。
フリージアの花言葉を知ろう
フリージアにはさまざまな花言葉があります。
フリージアはまるで純真無垢な少女のような花です。
贈って喜ばれる花言葉が多いお花ですので、プレゼントに迷ったときはぜひフリージアを贈ってみてください。
きっと喜ばれるはずですよ。