【スズランの花言葉】「希望」「純潔」などを意味するスズランの事を知ろう

最終更新日:2019年5月5日

スズラン(鈴蘭)は、細い茎に沿って小さな鈴のような形の花がびっしりと並んだ、可憐でかわいらしい花です。

最近は、切り花のスズランが街の花屋さんでも入手しやすくなり、贈り花として買い求める人も増えています。

この記事では、そんなスズランの花言葉や花の特徴、スズランを贈るときの注意点についてご紹介します。

1.スズランの花言葉①「ふたたび幸せが訪れる」「希望」

現在最もポピュラーな園芸用品種であるドイツスズランの原産地はヨーロッパです。

ヨーロッパでスズランが開花する時期が4月下旬〜5月上旬。

ちょうど春の訪れとともに開花の時期を迎えることから、長く厳しいヨーロッパ北部の冬を越えて花開くスズランの花に「ふたたび幸せが訪れる」という意味を持たせたのが、この花言葉の由来であると言われています。

そして、これから始まる新しい季節への希望、という意味も含まれています。

2.スズランの花言葉②「純粋」「純潔」

スズランの「純粋」「純潔」という花言葉は、キリスト教に由来するものと言われています。

スズランの花はフランスでは「聖母マリアの涙」とたとえられています。

キリストが処刑された時に聖母マリアが流した涙が地に落ちてスズランの花になったという伝説があります。

この伝説に基づき、キリスト教とはスズランを純粋・純潔・謙遜の証として聖母マリアに捧げていたそうです。

3.フランスでのスズランの花言葉

フランスでは、スズランに別の花言葉もあるそうです。

例えば「仲直りしましょう」という花言葉があります。

これは「ふたたび幸せが訪れる」の派生形ともいえる花言葉で、もう一度幸せな関係に戻りましょうという事になります。

また、同じくフランスではスズランには「ずっとあなたが好きでした」という花言葉があると言われています。

長く片思いをしていた相手への愛の告白をするときに、スズランの花束はより強く思いを伝えるための手伝いをしてくれそうですね。

4.スズランの特徴

スズランはキジカクシ科・スズラン属の植物で、学名はConvallaria majalis。

英名では「Lily of the valley(谷間の百合)」と呼ばれています。

漢字表記では「鈴蘭」とありますが、この名前は花の形状からつけられたもので、品種上はランの仲間ではありません。

日本でよく出回っているスズランの多くは、花の色が純白で真珠の粒を思わせるような控えめで優しい輝きを放っています。

その周りをチューリップの葉と同じような形状の縦長の大きな緑の葉が幾重にも包みこんでおり、まるで大切な宝物が傷つかないように守っているかのようです。

この花屋さんでよく売られているスズランは園芸用としてポピュラーな品種であるヨーロッパ原産のドイツスズランです。

日本で自生しているスズランに比べて、花が大きめで香りが強いのが特徴的です。

花の色も白だけではなく淡いピンクや赤い品種もあります。

冷涼な気候を好むスズランは寒さに強く、日本ではニホンスズランが本州の中央高地以北の高原地域や、北海道で自生しています。

自生する日本スズランの見頃は5月下旬から6月、初夏の訪れを告げる花と言えるでしょう。

5.贈り花としてのスズラン

フランスでは5月1日を「スズランの日」と呼び、スズランの花を愛する人へ送るという風習があります。

フランスのシャルル9世が、幸せをもたらす花としてスズランの花束を贈られてとても喜んだのが5月1日だったため、5月1日にスズランを贈り合うという習慣が始まったとされています。

5月1日前後には街中にスズランを売る移動式花屋さんがあちこちに出現し家族や恋人、普段お世話になっている人に贈るスズランを買い求める人々の姿が目立ちます。

この日だけは、一般の人も街頭で許可なしにスズランの花を売ることが大目に見られており、子供が森で摘んできたスズランを街角で売ってお小遣いにする、などという話も耳にします。

日本でも近年、このフランス発祥の「スズランの日」が少しずつ浸透して、4月下旬から5月上旬に切り花のスズランを取り扱う花屋さんが増えてきました。

スズランはもともと花保ちが3日〜5日程度とあまり長くないため、数年前までは切り花のスズランが店頭で扱われることは多くありませんでした。

この近年の需要に合わせてスズランを栽培する農家さんも増えており、それに伴い花の品質も向上してるそうです。

6.スズランを贈る際に注意すること

清楚で可憐な姿をしているスズランですが、この花には実は強い毒がありますので取り扱いには若干の注意が必要です。

スズランの毒が最も多く含まれているのは根や花の部分ですが、花粉や茎、葉にも毒が含まれています。

またスズランを活けた花瓶の水にも毒が溶け込んでいるため、誤って口にしたり花粉が食品に触れたりすることのないよう、飾る場所には気をつける必要があります。

スズランの毒が体内に入った場合、嘔吐・めまい・頭痛を引き起こします。

摂取量によっては心臓麻痺などの心疾患を引き起こすこともあります。

特に、赤ちゃんや小さなお子さん、またペットを飼っているご家庭の場合、誤飲が原因で死に至る可能性もありますので、贈り物としては不向きかもしれません。

7.花言葉を活用したスズランの贈り方

スズランには「ふたたび幸せが訪れる」という意味があります。

何かに失敗してしまったり落ち込んでいる人に、もう一度元気を出して立ち上がってほしい、という励ましの気持ちを伝えたい時にぴったりの花です。

贈る際にはぜひ花言葉とメッセージを添えたいものですね。

可憐でさわやかな純白のスズランを部屋に飾れば、ふたたび真っ白な気持ちで幸せに向かって再出発しよう、という気持ちを後押ししてくれるのではないでしょうか。

またスズランには優雅な香りがありますので、塞いだ心にも少しの気分転換をもたらしてくれるでしょう。

またスズランには「希望」という花言葉がありますので、これから何か新しいことを始めたり、再出発のタイミングが訪れる人へ、はなむけとして贈る花としても最適です。

例えば卒業・入学、社会人デビュー、異動や昇進、転居など、人生の節目に希望を託す花としても適しています。

あなたのこれからの未来に幸あれ、という気持ちを込めて、花言葉を添えてスズランの花束を贈ってみてはいかがでしょうか。

最後にもう一つ、オススメのシチュエーションは、やはり愛の告白です。

「ずっとあなたが好きでした」という、積年の思いを伝えたいけれど言葉にするのは重すぎるという場合には、花言葉の力を借りてみてはいかがでしょうか。

花言葉のメッセージカードをあえて添えなくても、スズランの花の控えめで凛とした姿からはきっと何か伝わるものがあるはずです。

スズランの花が出回っている時期は非常に短く、花屋で入手できるのは4月下旬から2週間程度に限られています。

もしこの時期に花を贈る機会があるなら、旬の花であるスズランは非常に特別感があるのでオススメです。

スズランの花言葉を知ろう

繊細で可愛らしく清楚なスズランは、店頭に流通している期間が非常に短い花です。

いくつもの魅力的な花言葉があり、さまざまなシチュエーションにおいて贈る側の思いを伝えられる可能性を秘めた花と言えます。

生花のスズランが出回っていない時期ならば、スズランの花がデザインされたメッセージカードを添えるなど、気持ちの伝え方は色々とあります。

自分の想いをスズランに乗せて贈りましょう。

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