3.ひまわり(向日葵)の花言葉と神話での意味は「偽りの富」等で悲劇で怖い
向日葵の花言葉にはギリシャ神話が関係しています。
ギリシャ神話で水の精のクリュティエという女性は、太陽神のアポロンに片思いをしていました。
しかしアポロンには他に意中の人がいましたので、クリュティエはずっと片思いのままでした。
クリュティエは太陽神のアポロンを大地からずっと見つめていました。
そしてずっと見つめていたクリュティエの足元が根付いてしまい、向日葵になったと言われています。
これは恋愛における悲劇の話です。
ですがギリシャ神話での向日葵の花言葉には他の話もあります。
他の話では水の精のクリュティエと太陽神のアポロンは付き合っているのですが、アポロンが浮気をしてしまい、クリュティエが嫉妬で激怒してしまいます。
クリュティエの怒りが原因で、アポロンの浮気相手であるペルシャ国の女王エウコトレは、結果的になんと土に埋められてしまいます。
するとクリュティエはアポロンから嫌われてしまい、クリュティエは片思いを抱いたまま向日葵になってしまいます。
こちらはなんだか3角関係のドロドロとした恋愛の怖い話です。
向日葵には明るいイメージがありますが、ギリシャ神話ではなぜか悲劇や怖い話があります。
明るいイメージしか持っていなかった人は、知っておいていい話かもしれません。
このような神話あるせいか「偽りの富」や「偽物の金貨」という花言葉が存在します。
ギリシャ神話は西洋の話ですから、西洋では向日葵の花言葉には良いイメージがないかもしれません。
国によって向日葵の花言葉のイメージが変わる可能性があります。