同じ花でも色や品種によって大きく異なってしまうのが花言葉。
今回はその中でも大切な人にこそ贈りたい、と思える素敵な花言葉を持つものばかりをシチュエーション別にご紹介します。
花言葉とともに誕生日や記念日、大切な人と過ごす特別な時間をより一層魅力的なものにしてください。
1.恋人やパートナーに贈りたい 愛の花言葉を持つ花
花言葉は中世ヨーロッパで生まれ、そこから日本に伝わってきた文化です。
そのため神話や聖書などをもとにしていることも多く、その言葉はどこか情熱的な響きを持つものが多くあります。
付き合っている恋人に改めて気持ちを伝えたいけれど、面と向かって伝えるのはなかなか気恥ずかしく勇気がいることですよね。
そんな時にこそ花言葉の出番です。
記念日からサプライズまで様々なシーンで活躍してくれるでしょう。
まずは、赤いバラ。
その花言葉は「あなたを愛しています」です。
愛しているという事は直球だからこそ伝えたいけど伝えにくいものです。
けれども伝えたら絶対的に喜んでもらえる言葉でもあります。
赤いバラには他にも「愛情」や「熱烈な恋」など情熱的な言葉が並びます。
チューリップも大切な人に贈るのに適した花です。
チューリップの中でも赤いチューリップは「真実の愛」、ピンクは「誠実な愛」、紫は「不滅の愛」と愛にまつわる花言葉を多く持ちます。
逆に白「失われた愛」や黄色「望みのない恋」とマイナスな言葉も多いので花を贈る際にはその色に注意しましょう。
最後は赤いチューリップと同じ花言葉「真実の愛」を持つ花、マーガレットもオススメします。
花占いなどでもよく登場する花ですが、他にも「誠実・貞操」などの意味も持ち純粋な愛を表すのに適した花です。
2.大切な友人に贈りたい、友情を彩る花言葉を持つ花
顔を合わせれば他愛のないことで盛り上がって時間を忘れて笑いあえる。
そんな大切な友人に感謝の気持ちなどや絆を伝える機会って恋人以上に少なくありませんか。
だからこそ新たな門出や、ちょっとした贈り物を贈る際にそんな気持ちを代弁してくれるような花束を添えてみましょう。
ゼラニウムの花言葉は「真の友情」と「信頼」です。
大切な友人に贈るにはもってこいの花言葉です。
ただしこの花言葉は色に限定されず、ゼラニウム全般に言われる花言葉で、そこからさらに色によって花言葉が枝分かれします。
もちろんマイナスの意味を持つ色のゼラニウムでも、「真の友情」を示すものだと誤解のないように渡せば問題はありません。
「友情」「思い出」「大切な思い出」の花言葉を持つライラックもオススメの花です。
大切な友人の門出や旅立ちを祝って贈るのにうってつけです。
その花弁はコロンとしたかわいらしい形をしています。
香水やアロマオイルに使われることも多いほど香りのよい花でもあるので大切な瞬間を華やかに彩ってくれるでしょう。
他にもローダンセの花が大切な友人に贈るのには適した花です。
ローダンセの花言葉は「終わりのない友情」です。
あまり聞きなれない花かもしれませんが、キク科の花で乾燥にもとても強く色が鮮やかに残るためドライフラワーなどのフラワーアレンジメントにもオススメです。
長く色あせないローダンセはまるで二人の長い友情を示しているとも言えるでしょう。
3.大切なあの人へ、何気ない日頃の感謝を伝えるなら 感謝の花言葉を持つ花
家族やいつもお世話になっている人に日頃の感謝を伝えたいなら「ありがとう」など感謝の意味の花言葉を持つお花を贈ってみましょう。
何気ない日頃の感謝の気持ちを花束に託して贈ればきっと贈られた人も笑顔にしてくれるでしょう。
結婚式などにも使われる白いダリアで伝える「感謝」。
ダリア全般の花言葉は「華麗」「優雅」ととても素敵な意味。
その中で白いダリアには「感謝」の意味があるため、結婚式のブーケやアレンジなど華やかな場面でも使われることが多く、幸福と感謝を伝えるにはもってこいの花と言えるでしょう。
色鮮やかなピンクのガーベラで伝える「感謝」です。
可愛らしいガーベラは花束にもよく使われる花で、ガーベラ全般の花言葉は「希望」や「常に前進」と、とても前向きな花言葉です。
ピンクのガーベラの花言葉「感謝」と合わせて新たな門出やこれからも一緒に歩んでいこう、という感謝を込めて贈ってみましょう。
ピンクのカーネーションの花言葉は「感謝の心」です。
母の日の定番でもあるカーネーションですが色によって花言葉が違いその名でもピンクは「感謝の心」を花言葉として持っています。
たまには赤いカーネーションではなくピンクのカーネーションを贈ってみるのも良いでしょう。
4.大切な人にこそ贈りたい 幸福を伝えてくれる花言葉を持つ花
家族や恋人、身近にいてくれる大切な人にだからこそ贈りたい幸福の意味を持つ花々。
特別な日である必要はありません。
幸せだから、あなたに幸せになってほしいから、そんな気持ちを込めて幸福の意味を持つ花束を贈ってみましょう。
赤いゼラニウムの花言葉は「あなたがいてくれて幸せ」です。
大切な家族やパートナーに「あなたがいてくれるからこそ」という意気持ちを伝えたいときにこそ贈ってほしい花です。
どこか詩的な響きを持つ素敵な花言葉はきっと贈られた相手も幸せにしてくれるでしょう。
花嫁さんにオススメなのがブルースターで、その花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」です。
結婚式で身に着けると幸せになれるおまじないとして有名な“サムシングブルー”としてもよく使われるブルースターの花言葉は「幸福な愛」そして「信じあう心」です。
新たな家庭を築き歩んでいこうとする花嫁さんには一番の花言葉です。
胡蝶蘭の花言葉は「幸せが飛んでくる」です。
まるで蝶のように見えることからその花言葉を持った胡蝶蘭。
そのほかにも「純粋な愛」といった意味もあり、ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛します」といった花言葉もあり、記念日や特別な時の贈り物としてオススメです。
5.笑顔になってほしい大切なあの人に贈りたい素敵な花言葉を持つ花
大切な人の元気がないと心配になるし頑張っている人を見ると励ましたいと思いますよね。
そんな時にこそお花を贈ってみましょう。
直接的な言葉で励ますのは難しくても、花に気持ちを託してみましょう。
花自体の癒し効果もありきっとあなたの気持ちも伝わるでしょう。
落ち込んでいる人にこそ、ひまわりの花言葉「あなたは素晴らしい」「憧れ」です。
些細なきっかけでも落ち込んでしまうときは誰しもあることです。
そんな時に伝えたいのがひまわりの花言葉です。
「あなたは素晴らしい」あなた自身が「憧れ」なんだという気持ちを花に託して伝えてみてください。
他にオススメなのはネモフィラです。
ネモフィラは「華麗なる成功」の花言葉を持ちます。
頑張っている人に贈りたいのがネモフィラの花言葉です。
頑張っている人に改めて頑張ってというのはちょっと…と思うかもしれません。
そんな時にこそ、ネモフィラの登場です。
いつも頑張っているあなたの成功を祈っていますという気持ちとともにネモフィラの花を贈ってみましょう。
他にもミムラスもオススメです。
ミムラスの花言葉は「笑顔を見せて」です。
何だか元気がなくて落ち込んでいるそんなときにはミムラス花を贈ってみるのも良いでしょう。
花束には向きませんが、小さくもたくさんの色鮮やかな花が励ますように咲いてくれます。
大切な人に贈る時に適した花言葉を持つ花を知ろう
花束を贈るときにちょっとした自分の気持ちや、普段ではなかなか口にできないような言葉を一緒に花言葉に託してみませんか?
幸せや、感謝の気持ちなどあなたの気持ちを伝えることで、きっとより良い関係を築いていくことができるでしょう。