友情を意味する花7:ミモザアカシア
ミモザアカシアは、かつてアメリカ大陸ではインディアンが愛の告白として、ミモザアカシアを渡す習慣があったとされています。
ですから、アメリカではミモザアカシアは愛を伝える花としてのイメージが強く、花言葉は、「秘密の恋」とされています。
そんなミモザアカシアは、日本やヨーロッパなどでは、「友情」「豊かな感受性」「思いやり」「優雅」といった花言葉となります。
細かな雄しべが無数に集まり、枝いっぱいに咲くミモザアカシアは、繊細で優雅な姿をしており、豊かな感受性を想像させます。
また、雄しべが集まる姿は、人と人が集まり、同じものを目指しているようにも見え、友情を象徴する花と解釈されたのでしょう。
ミモザアカシアは、エレガントな姿から世界中で愛されている花です。
ミモザアカシアの発祥はオーストラリアですが、オーストラリアからフランスに伝わりフランスでの栽培が盛んになると、フランスのマンドリューラナープルでは、ミモザ祭りが開催されるようになりました。
毎年行われるミモザ祭りでは、10t以上のミモザを使って、山車に飾り付けを施して、地域をまわるフラワーパレードが人気で、毎年の人々を楽しませています。