尊敬している人に対して、尊敬という花言葉を持つ花を贈ってみましょう。
尊敬していることを表明するのは恥ずかしいかもしれませんが、普段の想いを花に乗せてみましょう。
そうすればきっと贈った相手にも気持ちは伝わります。
美しい花にはそれぞれ花言葉があります。
花言葉の意味を知れば、さらに花の美しさを感じて、花の奥深い魅力に触れることができるでしょう。
誰かに花をプレゼントしたい時にも、花言葉を踏まえて花を選びたいものです。
その中でも今回は「尊敬」を花言葉に持つ美しき花たちをご紹介していきます。
尊敬の花言葉を持つ花1:紫色・青色のサルビア
熱帯から亜熱帯かけて分布するサルビアは仲間も含めると900種以上もあり、多種多様な色が楽しめます。
その中でも、ブルーサルビアと呼ばれる紫色や青色の花を咲かせるサルビアには「尊敬」「知恵」といった意味の花言葉があります。
西洋ではサルビアとハーブの一種であるセージは同じと考えられており、サルビアはブルーセージと呼ばれることもあります。
古代から薬草として用いられてきたセージの花言葉も、その薬効からか「賢さ」「尊敬」となっています。
暑さに強く、長い時期花を咲かせていられることもあり、家庭用花壇や、街中でも公共花壇でもよく並んでいる、日本人にとって身近な花です。
「尊敬」の他には、「永遠にあなたのもの」「家族愛」「貞操」といった意味の花言葉となります。
尊敬の花言葉を持つ花2:白いバラ
バラは色によって花言葉がそれぞれ異なります。
その中で白いバラの花言葉は「尊敬」「純潔」です。
白いバラの花言葉が表す尊敬とは、深い尊敬を意味しています。
恩恵を受けたことへの強い感謝の気持ちを伝えるには最もふさわしい花と言えるでしょう。
心から尊敬する相手に何か花を贈るとしたら、見た目にも華やかで美しい白いバラの花がオススメです。
その他、白いバラの花の花言葉には「純潔」という意味もあります。
お世話になった人に感謝の気持ちや尊敬の意味を伝えたい時には、花を贈る本数にこだわるとより気持ちが伝わりやすくなります。
1本・2本・6本・8本・18本・24本のいずれかの本数の白いバラを送ることでより感謝の気持ちや尊敬の気持ちが伝わりやすくなります。
尊敬の花言葉を持つ花3:ゼラニウム
原産はヨーロッパで、現在では多くの品種が存在するゼラニウムです。
そのゼラニウムの花言葉は「尊敬」「育ちの良さ」「信頼」などがあります。
ゼラニウムは、別名・天竺葵(てんじくあおい)とも言れています。
ヨーロッパではゼラニウムは、習慣的に虫除けに利用されていました。
そのため魔除けや厄除けとしての意味を持ち、そのことから「尊敬」「信頼」といった花言葉が誕生したとも言われています。
ゼラニウムの香りは人を癒す効果があり、不安やストレスを抱える時には、アロマなどでゼラニウムの香りを楽しむと気分がスッキリします。
他にもゼラニウムの花言葉として「真の友情」「愛情」「慰め」「決意」といった意味があります。
また、ちょっと皮肉がこもった花言葉もゼラニウムにはあり「愚かさ」「上流気取り」といった意味もあります。
そのためゼラニウムを贈る時にはこの様な皮肉めいた意味に捉えられない様に注意しましょう。
いずれにしてもゼラニウムの美しい花は人々に癒しを与え、人々を優しく包んでくれます。
ひっそりと尊敬の念を相手に伝えるにはふさわしい花と言えるでしょう。
尊敬の花言葉を持つ花4:白い花のカーネーション
母の日に贈る花として有名なカーネーションです。
中でも白い花を咲かせるカーネーションは「純粋」「尊敬」「私の愛は生きています」という花言葉を持っています。
カーネーションは純粋な気持ちを表すため、母親や先輩、友人など近しい人に素直な心で尊敬の念を伝えることができます。
身近な人に尊敬、感謝、愛情を示したい時には、白いカーネーションを贈るのがオススメです。
ちなみに、カーネーションの全般の花言葉は「無垢で深い愛」です。
その意味合いはカーネーションの色によって異なります。
白いカーネーションは「尊敬」「純粋」ですが、赤いカーネーションは「母への愛」です。
ピンクのカーネーションの花言葉は、「熱愛」「愛情」「美しいしぐさ」「感謝」といった恋にふさわしい花です。
紫のカーネーションは「誇り」「気品」といった意味を持ち、黄色いカーネーションの花言葉は「軽蔑」なのでプレゼントには向きません。
誰かにカーネーションをプレゼントする時は、色選びを注意して選ぶようにしましょう。
尊敬の花言葉を持つ花5:アブチロン
アブチロンの花言葉は「尊敬」「良い便り」です。
アブチロンとは、アオイ科に属する低木植物で、熱帯から亜熱帯に数多く分布しています。
ハイビスカスによく似た花を咲かせるアブチロンは、日光を好み、日光に当たることで花びらがいきいきと輝く植物です。
寒さには弱いアブチロンですが、花が咲いている期間が長いこともあり、近年人気が高まっています。
低木植物で日光を好み、花付きをよくするには日光をよく当てるようにします。
アブチロンの他の花言葉としては「恵まれた環境」「憶測」「真実はひとつ」といった意味も持ちます。
日のあたたかさを好むアブチロンらしく、あたたかく希望に満ちた意味が込められてた素敵な言葉が並びます。
尊敬の花言葉を持つ花6:ムクゲ
ハイビスカスにもよく似たムクゲ(木槿)の花言葉は「尊敬」「信念」「新しい美」「デリケートな恋」です。
ムクゲはアオイ科の落葉低木で、暑さにも強く、寒さの厳しい地域でも育つとして、街路樹としても多く植えられている花です。
南国のハイビスカスによく似ていて見間違う人も少なくありません。
ムクゲは韓国の国花として知られています。
そして日本でも奈良時代から栽培されており、古くから日本人に親しまれてきた花でもあります。
暑い環境でも、寒い環境でも強くたくましく育っていけるムクゲの花の勇ましさを象徴するように、「尊敬」や「信念」など強さを秘めた意味がムクゲの花言葉には込められています。
また「デリケートな恋」といった可愛らしく繊細な花言葉も持ち合わせています。
そのため尊敬している人にひっそりと恋心を持っている時に贈る事をオススメしたい花です。
尊敬の花言葉を持つ花7:ラッパ水仙
日本人に親しみの深い水仙の花ですが、ラッパのように花開くラッパ水仙には「尊敬」の花言葉があります。
水仙の全般的な花言葉は「自己愛」や「自惚れ」です。
決して嬉しい意味合いではないように感じてしまいますが、品種や色によっては異なった花言葉を持ち合わせています。
ちなみに、よく見かける黄色の水仙の花言葉は「私のもとへ帰って」です。
復縁を願う人にはピッタリの花でしょう。
白の水仙の花言葉は「神秘」であり、自分の魅力を高めたい人にはオススメの花です。
そして、普通の水仙よりも花びらの中央が大きく花開いているラッパ水仙の花言葉は「尊敬」となります。
華美すぎることはなく、ほんのり爽やかな香りを放つラッパ水仙は、男性に喜んでもらえる花です。
男性に向けて尊敬の念を込めて贈る花を選ぶなら、ラッパ水仙がふさわしいでしょう。
この他、ラッパ水仙には「報われない恋」というもう一つの花言葉があります。
ラッパ水仙は尊敬する男性に贈りたい花ではありますが、恋心を持っている男性には贈らない方が良いかもしれません。
花言葉で「尊敬」を意味する花を知ろう
「尊敬」を花言葉に持つ美しい花々をご紹介しました。
お世話になった憧れの人に尊敬の念を伝える時には是非とも、自分の気持ちに最も近い花言葉を持った花をプレゼントに添えて素直な想いを伝えてみてください。
きっと花の持つパワーで、気持ちを伝える後押しをしてくれることでしょう。